ヴイエムウェアが年次イベント、日本20周年で「伝統と革新」「マルチクラウドとAI」を主軸に

今回は「ヴイエムウェアが年次イベント、日本20周年で「伝統と革新」「マルチクラウドとAI」を主軸に」についてご紹介します。

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本記事は、ZDNet Japan様で掲載されている内容を参考にしておりますので、より詳しく内容を知りたい方は、ページ下の元記事リンクより参照ください。


 ヴイエムウェアは11月14~15日、都内で年次イベント「VMware Explore TOKYO」を開催。米VMwareの創業25周年、日本法人の20周年の節目の開催となる。14日の基調講演では、ヴイエムウェア 代表取締役社長の山中直氏が「伝統と革新」、米VMware 最高経営責任者(CEO)のRaghu Raghuram氏が「マルチクラウドとAI」をテーマに最新の取り組みを紹介した。

 講演の冒頭であいさつに立った山中氏は、「伝統と革新」のテーマについて、「日本のお客さま、パートナーの皆さんと長くご一緒させていただいてきた。これからも皆さんと伴走していくという思いの『伝統』、そして、DXを始めお客さまの変革とそれを支えるパートナー、ヴイエムウェア自身も革新し新たな価値を提供していくとの思いで『革新』の言葉を選んだ。この2つを日本法人のミッションとして取り組んでいく」と述べた。

 Raghuram氏も、「日本市場には日本法人が設立された20年前から来ている。日本が好きで、日本にはすばらしいお客さま、パートナー、日本法人のチームがいる。VMwareとしても25周年を迎え、この長い歴史の間には幾つのマイルストーンがあった」とコメント。VMwareを買収するBroadcom プレジデント CEOのHock Tan氏もゲストで登壇し、現状や今後の方針を説明した。

 Raghuram氏は、近年の同社の基本戦略となるマルチクラウドと、8月の米国での年次イベントで新たに表明した生成AIの取り組みに触れた。

 マルチクラウドでは、同社顧客の75%が2種類以上のパブリッククラウドを導入しており、オンプレミスやプライベートクラウドを組み合わせたハイブリッド環境にあること、さらにはエッジコンピューティングの採用も広まりつつあるとした。

 「VMwareは、『クラウドファースト』ではなく『クラウドスマート』のアプローチを提唱し続けてきた。これは、アプリケーションのワークロードを最適な環境で実行させることができるものであり、さまざまな環境において一貫したアーキテクチャーによるプラットフォームのポートフォリオを提供し、これに新たに生成AIが加わった」(Raghuram氏)

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