那覇市、ランサムウェア対策に特化した統合バックアップ基盤を構築
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那覇市は、ランサムウェア対策に特化した統合バックアップ基盤を構築した。万一、ランサムウェア攻撃を受けても迅速にデータを復旧し、市民への行政サービスを継続できるようにする。
システムを構成するのは、Arcserve Japanが提供する統合バックアップ/リカバリーソリューション「Arcserve Unified Data Protection」(Arcserve UDP)とイミュータブルストレージ「Arcserve OneXafe」。Arcserve OneXafeはArcserve UDPのバックアップ先ストレージとして利用される。
本格的なシステム構成の検討を経て、2023年5月から1カ月で導入プロセスを完了。6月から本番運用を開始している。日々のバックアップ運用は全て自動化され、担当者の作業負荷低減にも成功している。また、Arcserve OneXafeのスナップショットを長期間保持することで過去の時点での感染にも備えている。
Arcserve OneXafeに書き込まれたバックアップデータに対しては改ざんできない不変(イミュータブル)のスナップショットが作成される。これによって、万一、ランサムウェアがバックアップデータに対して不正に暗号化や削除を行っても、スナップショットから戻したバックアップデータを利用して復旧できる。