森永乳業、ERPパッケージの導入で財務会計業務のデジタル化を推進
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森永乳業は、社会環境の変化に伴う経営課題の解決に向けて、財務会計業務のデジタル化に取り組んでいる。その一環として、ワークスアプリケーションズ(WAP)が提供するERPパッケージソフト「HUEシリーズ」の導入を決めた。
HUEは大企業向け国産ERPで、業種業態を問わず企業に必要なさまざまな業務要件や商習慣を「標準機能」として汎用化している。顧客ニーズを踏まえた機能拡充を続けており、追加コストは不要としている。現在の機能数は6700を超える。顧客が出した提案依頼書(RFP)に盛り込まれた機能のうち、標準機能での対応率(フィット率)は平均97%という。
HUEについて、森永乳業は、法令改正や技術革新に伴って必要になる追加機能がバージョンアップとして無償で提供される点、食品製造業での稼働実績がある点を評価した。また、定型的・作業的業務の削減や付加価値の高い業務に注力できることも採用のポイントとなった。
同社は、財務会計業務のスリム化・デジタル化に取り組んでいるが、システムの更新が大きな課題となっていた。また、自社で構築したシステムを運用してきたが、部分的な機能追加を繰り返してきたことで、複雑化したシステムが「ブラックボックス化」し、業務改革のボトルネックとなっていた。