dotData、特徴量自動設計と生成AIを融合した新たなデータ分析基盤「dotData Insight」を発表
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dotDataは12月6日、新たなデータ分析プラットフォーム「dotData Insight」を発表した。同社独自の特徴量自動設計が発見するデータに隠れたパターン(特徴量)を、生成AIが解釈することで、新たな発見や洞察(インサイト)をもたらすビジネス仮説を生成し、業務部門主体のデータに基づいた戦略立案と施策実行を支援する。2024年初頭に提供を開始する予定。
dotData Insightは、多種多様な業務データから、自動で数十万~数百万のパターンを生成・探索し、ビジネスの目的と関連性の高い重要なパターンを発見する。これにより、手作業の仮説検証では見つけることが難しい新たなインサイトを導き出す。
また、発見したビジネスセグメントを生成AIと統合することで、その背後にある要因や理由に関する仮説を自動的に生成する。ユーザーは、生成AIを壁打ち相手として活用し、業務知識をフィードバックとして提供することで、ビジネス戦略の立案や施策の実行に向けた仮説を対話的に洗練することができる。また、データクレンジングのような前処理や、特徴量やチャートの読み解きなど、dotData Insightの生成AIがデータ分析に不慣れな業務部門のユーザーをさまざまな角度から支援する。
多数のテーブルからなる複数表を入力として、業務の生データから特徴量を発見することも可能だ。基本的な数値データやカテゴリーデータだけではなく、時系列データ、トランザクションデータ、テキストのような非構造データも統合して分析する。この多様な構造化・非構造化データソースから、マルチモーダルなパターンを発見し、新たなインサイトを提供する。
業務部門のユーザーを前提として、AIや機械学習の技術的なコンセプトや用語を避け、データの入力から特徴量の発見、ビジネスセグメントの特定、生成AIによる仮説生成など、データ分析の専門知識がない業務部門のユーザーでも直感的に操作できるインターフェースを採用している。各種チャートの可視化やビジネスKPIの計算などの分析機能をリアルタイムかつインタラクティブに実施することで、ビジネスインテリジェンス(BI)のような感覚で、深いインサイトを発見することができる。
今回のリリースにより、dotDataは業務部門主導のビジネスアナリティクスを実現するdotData Insight、分析部門がノーコードで予測分析を実施するための「dotData Enterprise」、IT・データマネジメント部門やデータサイエンティストの特徴量エンジニアリングを革新する「dotData Feature Factory」、特徴量や予測モデルの運用を自動化・効率化するための「dotData Ops」と、企業全体のデータ利活用を加速するための製品群を強化していくとしている。