HashiCorp共同創業者M・ハシモト氏、退職を明らかに
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HashiCorpの共同創業者であるMitchell Hashimoto氏は米国時間12月14日、同社を離れることをブログ投稿で明らかにした。
同氏は、退職について同社従業員には今週に入って伝えていたが、HashiCorpのコミュニティー全体に自身の計画を知ってもらうために同投稿を掲載したと説明している。
HashiCorpを去ることは、長い間考え、計画してきたことだという。「HashiCorpの設立以来、自分が日々の業務に必要とされなくなり、他のリーダーへと折を見てバトンタッチできるような会社を作ることが重要だと感じてきた」とHashimoto氏は述べ、このことに意図的に取り組んできたとする。2016年に最高経営責任者(CEO)職を退任し、自分の関与を意思決定時に不要とするリーダーシップ自立の文化について繰り返し言及し、2021年にはリーターシップチームと取締役会を離れたことを挙げ、「以来、フルタイムの現場のエンジニアとして、自分が最も幸せでいられる場所で働くことができてうれしく思う」と続ける。
エンジニアとしての自身の情熱はインフラの枠を超えており、会社と自分の準備が整えば、いつかは先へと進み、新たな別の仕事に挑戦したいと常に考えていたと同氏は述べる。第一子が最近誕生したことに触れ、その休暇中に自分と向き合い、今こそこの移行を完了するのにふさわしい時だと感じたという。
共同創業者で最高技術責任者(CTO)のArmon Dadgar氏とはHashiCorp以前から数えて15年近く、現CEOのDave McJannet氏とは7年以上一緒に仕事をしてきたとし、同僚であることを超えて、近しい友人であるまでになったと述べる。両者のリーダーシップを信頼し続けており、一緒に仕事ができなくなるのは寂しいと胸の内を語る。
最後に、HashiCorpが自分の人生だけでなく、情熱的なコミュニティー、大切な顧客、多くの親密なエコシステムパートナー、そして素晴らしい従業員など、多くの人々の人生に大きな影響を与えてきたと述べ、「HashiCorpを形成する旅に貢献できたことに感謝し、皆が次に何をするのかを楽しみにしながら、応援していきたい」と同氏は投稿を締め括った。