Dataiku Japan、「Dataiku V12.5」で日本語GUIの提供を開始
今回は「Dataiku Japan、「Dataiku V12.5」で日本語GUIの提供を開始」についてご紹介します。
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人工知能/機械学習(AI/ML)向けの基盤システムを提供するDataiku Japanは2月1日、「Dataiku V12.5」でグラフィカルユーザーインターフェース(GUI)の日本語化を開始すると発表した。これによって、日本企業のデータ/AI活用の促進を狙う。
Dataikuは、2021年に日本での事業を開始し、2022年3月に日本法人のDataiku Japanを設立した。同社のAI基盤システムは、データの取り込み/準備/可視化、生成AIの利用、モデルの開発、DataOps、モデルの監視と運用(MLOps)、ガバナンスといったデータパイプラインに必要な機能をカバーする。同社では「Everyday AIプラットフォーム」と呼んでおり、データ専門家やビジネス部門が日々の業務にデータを取り組んでいくことができるとしている。
発表によると、世界中で600以上の企業が同社の基盤システムを利用し、予知保全やサプライチェーン最適化、精密工学における品質管理、マーケティング最適化、生成AIなど多様なユースケースを推進しているという。日本でも、多数の企業がデータ活用の全社的な展開を目指しているとのこと。
GUIの日本語化は、既存ユーザーや導入検討ユーザーなどから強く要望されていたといい、Dataiku V12.5から順次提供を始める。第1弾となる今回は「フロー」と「準備レシピ」が対象となる。バージョンアップごとに適用範囲を広げ、最終的には製品全体の日本語化を実現する予定。
Dataiku Japan カントリーマネージャーの佐藤豊氏は「企業におけるデータカルチャーを醸成しデータをポップなものにすることは、『Everyday AI, Extraordinary People』というタグラインにも表現されるDataikuのビジョンになる。Dataikuはデータ活用を阻むさまざまな障壁を取り除くが、GUIの日本語化によってまた一つ前進した」とコメント。
さらに「今回、日本のお客さまからの強い希望に応えることで、Dataikuの日本市場に対するコミットメントを伝え、Dataikuのソリューションの国際競争力を強化してさらにお客さまをサポートしていく。より多くの日本の企業の皆さまに、データを楽しんで使っていただけることを大変うれしく思っている。またこれを機にパートナー企業との協業をさらに深め、共に、データおよび生成AIをはじめとするAI活用の進化に寄与していく」と意気込みを語った。