竹中工務店ら、IoT活用した建設現場の騒音振動計測システムを開発

今回は「竹中工務店ら、IoT活用した建設現場の騒音振動計測システムを開発」についてご紹介します。

関連ワード (ソフトウェア等) についても参考にしながら、ぜひ本記事について議論していってくださいね。

本記事は、ZDNet Japan様で掲載されている内容を参考にしておりますので、より詳しく内容を知りたい方は、ページ下の元記事リンクより参照ください。


 竹中工務店、アトムシステム、キッズウェイの3社は、無線型騒音・振動管理システム「DECIBERY」を共同開発し、5月からレンタルを開始すると発表した。

 建設現場の騒音・振動管理は従来、敷地境界部に設置したアナログ式の精密な騒音計や公害振動計で計測し、仮囲いなどに設置したモニターで計測値を表示していた。通信機能を付加することで遠隔地からの確認やデータの取得も可能だが、通信環境の構築に費用がかかるため、利用は限られていた。

 DECIBERYは、デジタル騒音・振動計測センサーとIoT通信デバイスで構成される。騒音マイクや振動センサーで騒音レベル・振動レベルを算定し、IoT通信デバイスにデータを送信する。IoTデバイスはデータを保存し、LTE通信を介してクラウドにデータを送信する。クラウドで受信したデータをリアルタイムに現場のモニターや事務所内のPCなどに表示し、設定値以上の騒音と振動を予測・検知した場合には現場員や重機作業員にアラートを送信する。

 新開発のデジタルセンサーは従来のアナログ機器と同等の計測精度を確保し、IoT通信デバイスにより無線ネットワークを構築する。半径20mの通信圏内であれば最大8カ所まで同時計測が可能だ。クラウド上に保存されたデータの閲覧・保存、帳票の自動作成など、遠隔地でも管理業務を遂行できる。また、騒音・振動レベルが超過する傾向を予測する機能を搭載し、気象などの環境センサーやカメラなどの各種デバイスと組み合わせて現場内の環境全般のモニタリングが可能。APIを介してデジタルサイネージなどの他システムとも連動できる。

 竹中工務店は騒音・振動計測に関する基盤技術の活用、センサー類の選定と精度評価、現場適用性評価を担当し、アトムシステムはクラウド関連システムのソフトウェア開発、DECIBERYに関するシステム整備を担当した。キッズウェイはDECIBERYに関する量産・在庫保有、レンタル展開を担当する。

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