テックタッチ、企業向け生成AI活用プラットフォームのβ版を提供
今回は「テックタッチ、企業向け生成AI活用プラットフォームのβ版を提供」についてご紹介します。
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本記事は、ZDNet Japan様で掲載されている内容を参考にしておりますので、より詳しく内容を知りたい方は、ページ下の元記事リンクより参照ください。
テックタッチは3月13日、企業向けの生成AI活用プラットフォーム「Techtouch AI Hub」のβ版をリリースした。2024年3月時点では、「GPT-4 turbo」「GPT-4」「GPT-3.5 turbo」のモデルを利用できる。
同プラットフォームは、ウェブページ上でシームレスに生成AIを呼び出し、サイドバーをあらゆるページに組み込むことでAIをシームレスにビジネス活用できる。またユーザーの利用状況を可視化する管理・分析機能を備えている。
生成AI活用支援では、利用中の業務システムや閲覧ページの情報から作業内容を判断し、業務に合わせた大規模言語モデル(LLM)との対話を促す。またプロンプトを活用することにより、メールの自動要約、顧客からの問い合わせへの回答の自動作成、校正、業務システムへの自動入力、ワークフローの自動作成など、あらゆる業務を効率化できる。
さらに社内AI活用推進者のアイデアを迅速に実装して効果測定を行えるほか、有効活用しているユーザーの利用パターンを分析・特定して全社に展開するための分析機能を搭載している。さらに直感的なノーコードエディター機能を通じて、各アプリケーションを簡単に作成・編集できる管理画面を提供している。同エディターを使用することで、その法人独自の業務内容や独自の規定に合わせて運用できるとしている。
セキュリティ面では、メンバー管理・権限管理、監査ログ対応、シングルサインオンなどの機能を、これまでの企業への導入実績をもとに提供するという。
加えて、生成AIで効率化したい業務、現状の業務課題に関する分析やAI活用アイデアの提示などを、同社のコンサルタントが支援する。これにより継続的なプロンプトの改善、最適化が実現できるとしている。
同社によると、生成AIのビジネス活用では従業員のITリテラシーや担当業務、活用意欲などによって利用率が伸びないこともあるという。具体的には効果的な活用事例のアイデア出し、自社業務へのカスタマイズ、利用促進などのノウハウがなく、普及が進まないという課題を抱えている企業が多い。
これに対し同社では、「テックタッチ」などデジタルアダプションプラットフォーム(DAP)領域で培った、技術・ノウハウを生かせるとし、同プラットフォームの開発に至った。