HashiCorp、「The Infrastructure Cloud」発表–「Terraform Cloud」は「HCP Terraform」に
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HashiCorpは米国時間4月22日、「The Infrastructure Cloud」を発表した。クラウドコストとセキュリティリスクを最小限にしながらコードを迅速に出荷できるよう支援する。
The Infrastructure Cloudは新たな製品ではないとHashiCorpは述べる。インフラライフサイクル管理(ILM)およびセキュリティライフサイクル管理(SLM)用の統合SaaSプラットフォーム「HashiCorp Cloud Platform(HCP)」を通じ、同社製品が価値をより迅速に届けられるようにする新しい方法だという。
今回の発表では、「Terraform」をHCPに組み込み、「Terraform Cloud」を「HCP Terraform」とすることも明らかにされた。企業がInfrastructure as Code(IaC)に依存する形でクラウド、ネットワーキング、プライベートデータセンター、SaaSインフラをプロビジョニングし、ライフサイクルを通じてインフラの継続的な管理を可能にできるよう、単一のワークフローを使用して統合されたHCPエクスペリエンスを提供するという目標に向けた大きな一歩だという。
同社が協力してきた企業の多くは、製品間のワークフロー、クラウドシステムオブレコード、エンタープライズグレードの機能を提供するプラットフォーム上でILMとSLMを提供することの重要性を強調してきたと同社は語る。顧客との協業により、これらの機能を統合クラウドプラットフォームの一部として提供することで、容易な利用・運用が可能になるとの確信を得たという。
同社は、ILMを支える製品として、Terraformに加え、「Packer」「Waypoint」「Waypoint」を提供している。SLMについては、「Vault」「Boundary」「Consul」がある。
The Infrastructure Cloudでの効果的なILMとSLMにより、適切な基盤とスケーラブルなクラウド原則を提供し、クラウドを正しく運用することを支援するとHashiCorpはコメントする。