デージーネット、DMARCレポート分析サーバーを発売
今回は「デージーネット、DMARCレポート分析サーバーを発売」についてご紹介します。
関連ワード (セキュリティ等) についても参考にしながら、ぜひ本記事について議論していってくださいね。
本記事は、ZDNet Japan様で掲載されている内容を参考にしておりますので、より詳しく内容を知りたい方は、ページ下の元記事リンクより参照ください。
デージーネットは、メールセキュリティ技術「DMARC」のレポートを分析するアプライアンス製品「 DMARCレポート可視化ツールアプライアンスサーバ」を発売した。DMARC設定の運用状態の確認やなりすましメールの把握などができる。
DMARCは、メール送信者の身元を判別する送信ドメイン認証技術で、メール送信者を認証するSPFやDKIMにおいて認証に失敗したメールに関する受信サーバーでの処理(受信:none、隔離:quarantine、拒否:reject)などの結果がXML形式のレポート(DMARCレポート)として送付される。同社は、DMARCレポートの内容を解析して理解するには、専門的な知識が必要になると説明する。
新製品は、DMARCレポートの内容を解析して自社のメールシステムの送信ドメイン認証が適切に動作しているのかを確認できる。また、自社のドメインになりすました不正メールが存在する場合に、DMARCレポートではそのメールの送信元のIPアドレスが記載されるため、自社がなりすましの被害に遭っているのかを把握したり、なりすましメールの送信元を特定したりできる。同社は、分析結果の画面でグラフを交えて視覚的に分かりやすくしたという。
同製品の税込み価格は、初年度がサポートを含めて1台当たり年間55万円、次年度以降のサポート費が同22万円となっている。