「HCP Terraform」、ノーコード・モジュール・バージョン・アップグレードを一般提供
今回は「「HCP Terraform」、ノーコード・モジュール・バージョン・アップグレードを一般提供」についてご紹介します。
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HashiCorpは米国時間4月23日、「HCP Terraform」(旧「Terraform Cloud」)において、ノーコードプロビジョニングのモジュールバージョンアップグレードを一般提供した。
ノーコードプロビジョニングは、インフラを必要とするが「Terraform」や「HashiCorp Configuration Language(HCL)」に詳しくないアプリケーション開発者などに向け、HCP Terraformでセルフサービスワークフローを提供する。
しかし、これまでは、ワークスペースを最初にプロビジョニングしたモジュールのバージョンに制限されており、変数入力しか変更できなかったという。この制限により、モジュールの後続バージョンで提供される変更にアクセスするには、ワークスペースを破棄して新たにデプロイする必要があったとHashiCorpは説明する。
ノーコードワークスペースのモジュールバージョンアップグレードは、この問題に対処し、Terraformについて学ぶことや、プラットフォームチームにインフラのアップデートを依頼しなくても、ノーコードワークスペースを最新の状態に保つことを可能にする。
指定されたノーコード対応モジュールのバージョンを更新すると、変更に関する通知が同モジュールを使用するダウンストリームのワークスペースに表示され、ワークスペースに対するアップグレードを受け取り、適用することにおいてシームレスな体験を提供するという。