トランスコスモス、コンタクトセンター向けシステムに生成AIチャットボットを追加
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トランスコスモスは4月30日、自社で展開するコンタクトセンター向けプラットフォーム「TCI-DX for Support」に、独自開発した生成AIチャットボット「T-GPT」を追加した。
T-GPTを活用した自動応答と有人対応を組み合わせた「ハイブリッドチャット対応」では、エンドユーザーはいつでも問い合わせに自然な文章で回答を受けられる。またチャットボットと有人チャットのシームレスな連携により、高品質な顧客体験を受けられるようになる。
T-GPTは、自然文での質問に適切な回答を提示する。また複数の業務ナレッジ(FAQなど)の確認が必要な問い合わせにも、複数の業務ナレッジを要約して回答するため解決時間の短縮と満足度の向上に貢献する。
チャットボットを運用する際の課題は、網羅的な回答シナリオの整備だったが、T-GPTは生成AI用の業務ナレッジを更新するのみで最新の情報を用いて回答できる。有人チャットに応対を引き継ぐことも可能。
T-GPTは韓国でのサービス開始に続き、日本が2カ国目となり、今後もグローバルにサービス提供を拡大していくという。
「TCI-DX for Support」は、顧客接点の課題を解決するDX基盤で、グローバル展開されている。コンタクトセンターやSNSを通じて企業に届けられる顧客の声(VOC)を活用し、ウェブやアプリ上での自己解決率を向上させる。また、ハイブリッドチャットとコールセンターを有機的に組み合わせることも可能。
同社では今後、TCI-DX for Supportを利用している国内の既存顧客に、T-GPTの導入を順次拡大していく。2025年度までにグローバルで300社への導入を目指す。