奈良市立平城西小学校、協働的な学びの実現に「ミライタッチ」を導入

今回は「奈良市立平城西小学校、協働的な学びの実現に「ミライタッチ」を導入」についてご紹介します。

関連ワード (「GIGAスクール構想」で進化する教育現場、CIO/経営等) についても参考にしながら、ぜひ本記事について議論していってくださいね。

本記事は、ZDNet Japan様で掲載されている内容を参考にしておりますので、より詳しく内容を知りたい方は、ページ下の元記事リンクより参照ください。


 奈良市立平城西小学校は、電子黒板「ミライタッチ」を導入した。同製品を提供するさつき社が発表した。

 ミライタッチは使う人を限定せず、誰にとっても使いやすい「インクルーシブ電子黒板」をコンセプトに据えた製品。「書く」「消す」「映す」を簡単に操作できるため、IT機器に苦手意識を持った教職員でも直感的に利用できる。

 デジタル大画面でフルカラーの映像を質感も含めて表現できるため、例えば生物の毛並みや皮膚の質感などは、水分までが感じられて細部まで表現できるという。加えて拡大や縮小、書き込みも簡単にでき、見せたい箇所を明示してリアルに伝えることができる。

 また過去の授業の板書をすべて保存でき、いつでも容易に振り返りができる。従来の黒板ではスペースに限りがあり消す必要があったが、ミライタッチでは板書した内容を消す必要がなく、書いた部分を拡大したり縮小したりして授業を進められる。さらにこれまでの授業のように黒板に大きくプリントアウトした紙を貼る必要もないため、授業の準備の手間も減らせるという。

 平城西小学校では、2023年4月の特別専科授業を行う理科室にミライタッチを導入後、職員の教え方は変えなくても、子どもたちの学び方が劇的に変わったとしている。

 児童はごく自然にミライタッチを受け入れており、授業ではミライタッチの画面と手元の「Chromebook」の画面を交互に見ながら抵抗なく学習しているという。同校では、ミライタッチが子どもたちの協働的な学びに欠かせない「コミュニケーションボード」になっていると評価する。

 同校では今後、授業でのコミュニケーションの仕方にも変化が出てくるのではないかと予想している。

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