日立製作所、生成AI活用をトータル支援する「生成AI活用プロフェッショナルサービス powered by Lumada」提供開始
今回は「日立製作所、生成AI活用をトータル支援する「生成AI活用プロフェッショナルサービス powered by Lumada」提供開始」についてご紹介します。
関連ワード (ソフトウェア等) についても参考にしながら、ぜひ本記事について議論していってくださいね。
本記事は、ZDNet Japan様で掲載されている内容を参考にしておりますので、より詳しく内容を知りたい方は、ページ下の元記事リンクより参照ください。
日立製作所は、企業の業務効率化やサービス高度化を支援する「生成AI活用プロフェッショナルサービス powered by Lumada」を提供を開始した。
同サービスは、生成AIの導入から活用、価値創出、人材育成までを包括的にサポートする。日立が培ってきた生成AI活用のノウハウや技術、GlobalLogicやそのほかのテクノロジーパートナーとの連携による成果を最大限に活用する。
7つのサービスメニューで構成され、企業が直面するさまざまな課題に対応する。「自社に生成AI環境を導入したが、従業員による利用率が上がらない」「自社の独自データ・社内文書を活用しRAG(検索拡張生成)環境を構築したが、回答精度が悪い」「生成AI活用の内製化に向け、プロフェッショナルな人材を増やしたい」といったニーズに応える。
具体的には、日立コンサルティングと連携しながら、顧客の業務課題をヒアリングし、効果や難易度などを踏まえ、最適なユースケースの選定・具体化を支援する。また、「ユースケース実現性検証サービス」によるプロトタイプの簡易開発を通じてユースケースの実現性を検証していく。これにより、現場に組み込んだ時の効果試算をより精緻(ち)に把握し、生成AIの最適な導入戦略を立案できようになる。
さらに、「生成AIアプリ開発支援サービス」では、関連システムとの連携やシステム仕様設計など、生成AIを業務に組み込んだアプリケーション開発・テストをサポートする。導入効果検証には、「Lumada Solution Hub」の「生成AIトライアル環境提供サービス」を活用し、顧客の業務やシステム仕様に合わせた最適な大規模言語モデル(LLM)を迅速かつ安全に試せる環境を提供する。
また、エンタープライズレベルのRAG構築支援として、「RAGアセスメントサービス」で言語モデル評価・検証を行い最適なモデルを提案。「RAGチューニング支援サービス」で顧客のユースケースに合わせてRAGをチューニングし、AI精度向上を支援する。「データ読み取り支援サービス」では、図表を含む文書を生成AIが読み取れるようテキスト化する処理を支援する。
加えて、日立社内での育成ノウハウを活かした「人財育成支援サービス」も提供。研修やOJTを通じて、プロンプトエンジニアリングやRAG構築スキルを習得できる育成プログラムを提供し、生成AIのプロフェッショナル人材育成をサポートする。
このほか「DX推進支援サービス」では、実現可能性の高いユースケースを顧客と共同で選定し、導入効果を明確にすることでDX推進をサポートする。