「Linux」で時刻を管理するためのコマンド4選
今回は「「Linux」で時刻を管理するためのコマンド4選」についてご紹介します。
関連ワード (Linuxノウハウ、特集・解説等) についても参考にしながら、ぜひ本記事について議論していってくださいね。
本記事は、ZDNet Japan様で掲載されている内容を参考にしておりますので、より詳しく内容を知りたい方は、ページ下の元記事リンクより参照ください。
正しい時刻が設定されていると、システムは適切な通信を行うことができ、ユーザーはタスクを期限までに完了することができる。「Linux」には、システムの時刻を管理するためのコマンドがいくつかある。
本記事で紹介するコマンド群はそれぞれ目的が異なるが、すべて時刻に関連している。読者の皆さんがこれらのコマンドを使用することはないかもしれないが、知っておいて損はない。Linuxを単なるデスクトップOS以上のものとして使おうと思っている人にとっては、特にそうだ。
Linuxで時刻を操作するために知っておく必要のあるコマンドは、以下の通りだ。
dateを使用すると、Linuxマシンのシステムの現在時刻を表示したり、設定したりできる。dateコマンドを引数なしで実行すると、日付が以下の形式で出力される。
このコマンドを使用して、時刻と日付を設定することも可能だ。そうしたコマンドの構文は以下のようになる。
以下のように日付だけを設定することもできる。
以下のように時刻を設定することも可能だ。
timedatectlコマンドを使えば、Linuxマシンが正しいタイムゾーンに設定されているか確認できる。時刻を設定することも可能だ。LinuxデスクトップやLinuxサーバーの現在時刻が(数時間)ずれている場合は、タイムゾーンが誤って設定されている可能性がある。
timedatectlを使ってタイムゾーンを設定するのはそれほど難しくないが、自分のタイムゾーンを知っている必要がある。例えば、「America/New_York」(アメリカ/ニューヨーク)、「America/Toronto」(アメリカ/トロント)、「America/Kentucky/Louisville」(アメリカ/ケンタッキー/ルイビル)などのタイムゾーンがある。使用可能なタイムゾーンを確認するには、以下のコマンドを実行する。
自分タイムゾーンが分かったら、以下のようなコマンドを実行する。
以下のコマンドで、日付と時刻を設定することもできる。