NXグループ、2028年度末までに400人のDX専門人材を育成へ–NECが独自プログラムを作成
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NIPPON EXPRESSホールディングス(NXグループ)は、NECの協力のもと、DX専門人材の育成プログラムを推進している。既に40人が同プログラムを修了しており、2028年度末までに400人の育成を目指す。これらの専門人材を中心に、物流現場におけるAIやロボティクスの活用など、さまざまなDXプロジェクトの検討を進める。
NECは2021年から「NECアカデミー for DX」を提供しており、今回はそのノウハウを生かした独自プログラムをNXグループ向けに開発し、「DX専門人財育成プログラム」として提供する。
NXグループは、2020年10月からDX基礎知識教育「リテラシー教育」を約5万8000人の従業員に実施。さらに、2023年10月からはDX専門人材を対象にNECと共同で事業成長に直結する「専門教育」を推進している。
DX専門人財育成プログラムは、「リテラシー教育」「専門教育」「DXスキルアセスメント」などで構成される。リテラシー教育ではDXの基礎知識を習得し、専門教育ではNECのDXコンサルタントが実践的トレーニングとDXテーマの可視化・体系化を支援する。DXスキルアセスメントでは、NECのツールを使って育成対象者の行動特性とスキル成熟度を定量的に評価する。
さらに、集合ワークショップ、個人でのDX推進テーマ企画、DXコンサルタントとの個別対話などを組み合わせ、育成対象者同士の連携と個人に合わせたサポートを提供。最終段階では、各DXプロジェクトの企画構想を体系化し、NXグループのDX推進支援制度と連携させることで学びを実践につなげる。