アクセンチュアとAWS、「責任あるAI」導入を支援するプラットフォームを共同開発

今回は「アクセンチュアとAWS、「責任あるAI」導入を支援するプラットフォームを共同開発」についてご紹介します。

関連ワード (CIO/経営等) についても参考にしながら、ぜひ本記事について議論していってくださいね。

本記事は、ZDNet Japan様で掲載されている内容を参考にしておりますので、より詳しく内容を知りたい方は、ページ下の元記事リンクより参照ください。


 アクセンチュアとAmazon Web Services(AWS)は9月5日、企業のAI活用における安全性と信頼性を向上させるため、戦略的協業を強化し、責任あるAIの評価・テスト・構築・管理サービスを共同開発した。このサービスは、「AWSを活用したアクセンチュアの責任あるAIプラットフォーム」(Accenture Responsible Artificial Intelligence Platform powered by AWS)として提供され、企業の迅速かつ安全なAI導入と組織全体への展開を支援するという。

 同プラットフォームは、AWSの責任あるAIソリューションポートフォリオへのアクセスを容易にし、包括的な評価や継続的な監視・テストを可能にする。アクセンチュアの実証済みのベストプラクティス、独自の責任あるAIフレームワーク、AWSの先進的なAIサービス、そして「AWS Control Tower」、「Amazon DataZone」、AWSの可観測性ツールなどを組み合わせている。

 さらに、AIガバナンス、リスク評価、テストとリスク軽減、モニタリングとコンプライアンスサポート、人材・サステナビリティー・プライバシーとセキュリティへの影響評価といった、責任あるAIの主要要素で構成され、継続的なモニタリング・テスト・修正の仕組みを構築できる。

 生成AIをはじめとするAI技術の急速な普及に伴い、ハルシネーションやデータバイアスなどのリスクも顕在化している。アクセンチュアは、これらの潜在的なリスクに対処し、中長期的な成功につながるAI活用には、包括的なAI戦略と全社レベルでのAIガバナンス体制が不可欠だと強調する。

 同プラットフォームは、AWSワークロードに最適化され、責任あるAIのアセット、オープンソースツール、業界標準を一元的に表示する。経営層はAI活用の準備状況や成熟度を評価し、リスクスクリーニングを実施できる。さらに、AIリスクの特定・検知、適切なリスク軽減アプローチの開発を支援し、変化する規制への対応も可能になるとしている。

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