朝霞市、小中15校に統合型校務支援システムを導入–データ駆動型の教育へ
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埼玉県朝霞市は、9月から市内の小中学校全15校において、クラウド統合型校務支援システム「C4thクラウドプレミアム」の本格運用を開始した。同システムを提供するEDUCOMが発表した。
C4thクラウドプレミアムは、統合型校務支援システムとして、教務、保健、学籍、学校事務など、学校運営に必要なさまざまな機能を統合的に管理できる。生成AIを活用した文章作成や授業計画のたたき台作成など、AIアシスト機能を提供し、教員の業務効率化と負担軽減を支援するという。
また、直感的に操作できるシンプルなデザインと操作性により、誰でも簡単に利用できる。また周辺ツールと連携してデータを収集し、ダッシュボードで可視化・分析することで、学校経営や教育政策に役立てることも可能だ。
EDUCOMは今回の導入において、校務のデジタル化により、従来の手書き文化からの脱却と児童・生徒の機密情報のセキュリティ強化や、出欠席や保健室利用状況などのデータをリアルタイムに可視化・共有することで、教職員が児童・生徒の状況を把握し、きめ細やかな指導が行える体制の実現を支援する。
さらに、ClassiとEDUCOMが共同開発した小中学校向けの保護者連絡システム「tetoru」とのデータ連携により、学校と保護者の双方向コミュニケーションを促進し、家庭との連携の強化も図るという。同システムは、学校からの連絡配信と保護者からの欠席連絡の機能を基本機能とし、校務支援システムとの連携機能も搭載している。