豊田市、市民参加型メタバース空間構築へ–クラスターと共同で行政課題解決へ
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愛知県豊田市は11月20日、市民参加型メタバース空間「メタバースとよた」の本格運用を12月14日に開始すると発表した。メタバースプラットフォームを提供するクラスターと共同で取り組む。
メタバースとよたは、エントランスエリア、相談エリア、教育エリア、イベントエリアと4つのエリアを設定。気軽に相談できる場として活用するほか、講演会やステージイベントの会場、ピッチイベントや課題解決提案事業の場、情報交換や交流イベントの場など、行政サービスのDX推進や地域コミュニティの活性化、教育支援といった分野での活用を予定する。
PCブラウザー、スマートフォン、仮想現実(VR)デバイスなどの端末からアクセスができ、専用アプリのダウンロードなしで利用できるブラウザー版も実装する。
豊田市では、メタバースを地域課題解決に役立つ社会インフラとして捉え、「豊田市メタバース将来ビジョン」を2024年5月に公表。豊田市長は「行政が整備する一つの仮想空間で、コミュニケーションを軸として企業や市民など多様な主体が、多様な活動を行える点がメタバースとよたの特徴。さまざまな社会課題の解決へとつなげていきたい」とコメントしている。