Wasabi Technologies、学術情報ネットワーク「SINET」に参入
今回は「Wasabi Technologies、学術情報ネットワーク「SINET」に参入」についてご紹介します。
関連ワード (クラウド等) についても参考にしながら、ぜひ本記事について議論していってくださいね。
本記事は、ZDNet Japan様で掲載されている内容を参考にしておりますので、より詳しく内容を知りたい方は、ページ下の元記事リンクより参照ください。
Wasabi Technologiesは、国立情報学研究所(NII)が提供する学術情報ネットワーク「SINET」にサービス提供機関として参入したことを発表した。
同社は、クラウドストレージをリーズナブルかつ予測可能な料金体系でセキュアに提供している。これにより、クラウド利用における予測不能な料金の支払いや、ベンダーロックインからユーザーを守るとする。また、独立系クラウドアプリケーションパートナーとのエコシステムを構築しており、ハイパフォーマンスなソリューションを迅速に開発する環境も整えていると述べる。
今回、同社は、「SINET6」経由で「Wasabi Hot Cloud Storage」への接続を新たに提供する。大学や研究機関は、SINETの高速かつセキュアな閉域網を通じて、このサービスを利用できる。
同社のサービスは、API利用料金やダウンロード料金などの予測できない費用が発生せず、大学および研究機関が高速かつ費用対効果の高いクラウドストレージをニーズに合わせて利用できるようになるという。
同社は、「限られた予算内で学生のイノベーションを促進するためにデータアクセスが必要な教育機関に対し、高パフォーマンスで低コストのクラウドストレージを提供できる」と説明。大学や研究機関では、研究データ、バックアップデータ、オンデマンド授業映像など、扱うデータ量が増加の一途をたどり、大量データを高速にアップロード、ダウンロードできるストレージサービスが不可欠となっているとする。