賃貸住宅で「Wi-Fi 7」の実証実験–スマートホーム見据え、簡単導入を狙う
今回は「賃貸住宅で「Wi-Fi 7」の実証実験–スマートホーム見据え、簡単導入を狙う」についてご紹介します。
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本記事は、ZDNet Japan様で掲載されている内容を参考にしておりますので、より詳しく内容を知りたい方は、ページ下の元記事リンクより参照ください。
集合住宅に特化したインターネットサービスを展開するAi.Connect、栃木県に拠点を置く三和住宅、ネットワーク機器などを取り扱うRuijie Networks Japanは1月22日、賃貸物件における「Wi-Fi 7」対応着脱型無線ルーターの実証試験を開始すると発表した。3社によると賃貸物件でWi-Fi 7対応着脱型無線ルーターの実証試験を実施するのは日本初になるとのこと。
住宅のスマートホーム化が進む中、賃貸物件では高性能で柔軟な通信インフラが求められているが、通信環境の導入や更新における課題が多く、特に工事を伴う設置が障壁になっているとのこと。
今回の実証実験では、工具不要で交換可能なデバイスにより、故障時や設備アップデート時も容易に交換ができること、Wi-Fi 7の超低遅延、高速通信、大容量接続の性能を実際の住環境で検証すること、高性能通信と柔軟な運用による快適な住環境の提供を目指すことなどを目的としている。
1月から栃木県内にある複数の賃貸物件を対象に実証実験を開始する予定。検証の結果を基に、賃貸物件向けに最適化した製品・サービスを展開し、2025年春の本格導入を目指す。