パナソニック ホームズ、年間12万件の請求書を「Bill One」でデジタル化
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住宅業界大手のパナソニック ホームズは、Sansanのインボイス管理サービス「Bill One」を導入した。年間12万件の請求書をデジタル化し、生産性の向上に取り組む。Sansanが1月21日に発表した。
パナソニック ホームズでは、年間12万件の請求書を受領している。営業や設計などの各現場部門で請求書を受け取り、会計システムへの入力作業や部門内での確認を行った後、経理部門へ回覧している。従来は全ての請求書を紙で受け取っていたため、現場部門の担当者は出社が必要であり、顧客対応など本業に集中したい中で事務処理に多くの時間を割かれていたことが課題だった。
紙ベースの請求書処理をBill Oneに切り替えることで、紙やメールなどさまざまな形式の請求書を高い精度でデータ化し、一元管理が可能となるため、会計システムへの手入力や紙での回覧といったアナログ作業を削減できる。
また、インボイス制度や電子帳簿保存法への対応に伴う負荷も軽減される。同社では、Bill Oneの導入によって年間約8800時間の工数削減を目指しており、新たに生まれる時間を顧客対応などの本来業務に充てる予定だ。
以前は、月次決算の締め日までに紙の請求書が届かず、取引先から急ぎ取り寄せることもあった。しかし、Bill Oneの導入後は請求書のやりとりを電子化することで、取引先に負担をかけずに請求書到着までのリードタイムを短縮できるようになる。
さらに、パナソニック ホームズではBill Oneのコメント機能を活用して、取引先に請求書の修正依頼を行うなど、連絡手段としても効率化を図る予定だ。