三井住友信託銀行、ハイブリッドワーク端末に「レッツノート」を採用
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パナソニック コネクトは、同社製PC「レッツノートSRシリーズ」(SRシリーズ)をの三井住友信託銀行に納入したことを発表した。同行は全社的なペーパーレス化が進行しており、役員会議で印刷不要になるなど、「多様な働き方」の実現に「レッツノート」が大きく貢献しているという。
同行は、コロナ禍の労働環境の急激な変化を受け、ハイブリッドワークに適したPC環境の整備が急務だったという。しかし従来の管理体制では、在宅勤務用PCは部署ごとに台数を限定し、共用で利用されていたため、管理者による貸し出し状況の管理や、返却時のIT部門との連携などに負荷がかかっていた。また、オフィス用PCは15型以上の端末が主流であり、モバイル性に課題が残っていた。これらの背景から、同行は「モバイル性が高く、場所を選ばずに仕事ができるPC」の導入を検討し始めた。
SRシリーズは、同行が従来使用していた15型以上のPCに比べ12.4型のコンパクトな筐体で軽量設計のため、持ち運び時のストレスが大幅に軽減される。また、USB タイプCに対応した軽量かつコンパクトなACアダプターを追加オプションで用意しており、周辺機器を含めた持ち運びの負担も軽減できる。さらに豊富なインターフェースを搭載し、有線LANポートを標準装備しているため、変換用コネクターを用意する必要がなく、シームレスに接続できる。
同行が新PC選定で重視した点は、「コンパクトかつ頑丈なモバイル性能」「手厚く安心して利用できるサポート体制」「ペーパーレス化に貢献するネットワークへのシームレスな接続性」の3点だった。これらの条件を満たすPCとしてSRシリーズを選んだ。なお、持ち運び前提の場合、移動時の衝撃や振動に耐え得る頑丈性も重要な要素だが、同行は実際に工場を訪問し、厳格な試験基準をクリアしていることを確認しているという。
PCの持ち運び頻度が増えて落下などのリスクも高まる。故障率増加を避けられないとも判断した同行は、故障時のサポート体制も重視。パナソニック コネクトの拡張保証サービスを導入した。トラブル発生時の迅速な対応に加え、他社では追加料金が発生するような物理的な破損や偶発的な事故も補償対象となるという。これにより、業務の中断を最小限に抑えつつ、追加コストも抑制できるため、総合的な運用コスト面でも安心して依頼できると判断した。
また、導入前はオフィスで有線LANを使用し、会議室でのミーティングの際には、有線LANとPCを接続する必要があり、会議開始に3~5分を要した。会議の資料を紙で用意することも多く、ペーパーレス化やデジタルツールを活用した働き方改革の実現を阻む要因となっていた。今回は標準搭載の有線LANポートに加え、SIMを搭載したモデルとなり、特に機密性の高い情報を扱う場合を除き、常にSIMを使用した運用が可能となり、セキュアな環境を維持しながら設定の手間を削減できるようになった。