「Google Workspace」が機能アップデート–会議効率化、AI動画生成、多言語対応を強化
今回は「「Google Workspace」が機能アップデート–会議効率化、AI動画生成、多言語対応を強化」についてご紹介します。
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本記事は、ZDNet Japan様で掲載されている内容を参考にしておりますので、より詳しく内容を知りたい方は、ページ下の元記事リンクより参照ください。
Googleは、「Pixel」デバイス向けにバグ修正や新機能を追加する定期アップデート「Feature Drop」を提供している。この仕組みが「Google Workspace」にも登場し、3月のアップデートでは、幾つかの便利な機能強化が図られた。
まず、オンライン会議ツール「Google Meet」の自動メモ生成機能である「Take notes for me」が拡張される。Google MeetのGeminiが会議の内容を分析し、会議後にメールで送られてくる要約には、関係者が実行できる次のステップの候補が表示される。これらの提案を確認、編集し、チームメンバーに割り当てることも可能だ。
Googleによれば、同機能を有効にすると、会議後のメモに完全な文字起こしが含まれるという。メモは会議の特定の部分にリンクされているため、後で確認可能となっている。
ビデオ生成ツール「Google Vids」もアップグレードされた。「Help me create」機能を使うと、提案されたシーン、推奨されるストックメディア、テキスト、背景音楽、さらには完全なスクリプトを含む、編集可能な動画を1つの指示から作成できる。今回は新たに、スクリプトの各シーンに合ったAIナレーションを作成することが可能となった。Googleによれば、完璧なテイクを得るために何時間もかける代わりに、あらゆるスタイルのプロフェッショナルな音声を簡単に追加できる。
最後に、「Google Chat」の「Translate for me」機能が拡張され、現在では120以上の言語を自動的に検出して翻訳できるようになった。他言語でメッセージが送られてきた場合、Google Chatはユーザーが選択した言語でメッセージを表示する。これにより、翻訳のために別のウィンドウを開く必要がなくなる。