AI inside、エッジコンピューター「AI inside Cube」シリーズを刷新–小規模運用に最適なモデルを追加
今回は「AI inside、エッジコンピューター「AI inside Cube」シリーズを刷新–小規模運用に最適なモデルを追加」についてご紹介します。
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AI insideは4月1日、エッジコンピューター「AI inside Cube」シリーズの製品ラインアップを刷新した。
AI insideは、生成AI/大規模言語モデル(LLM)や自律型AIの研究開発と社会実装を行う企業。日本語ドキュメント処理に特化したLLM「PolySphere」や、生成AIエージェント「Heylix」、AI-OCR「DX Suite」などを開発、提供する。政府機関、地方公共団体、民間企業など約3000社、約6万ユーザーに利用されている。
具体的には、オンプレミス環境やデータセンターでのAI活用を可能にする同シリーズに、小規模運用向けの「AI inside Cube Lite」が新たに加わった。これにより、高度なセキュリティ環境下での柔軟なAI活用を、スモールスタートで運用可能となった。
このシリーズは、強力なGPUや専用ハードウェア、独自のAI管理ソフトウェアを搭載したエッジコンピューターだ。これによってデジタル化とプライバシー保護を両立している。導入から利用開始までが簡単で、ハードウェアとソフトウェアをサブスクリプション形式で提供するため、初期コストを抑えられる。また、DX Suiteをインストールすることで、帳票のデジタル化を効率的に行うことができる。
金融、公共機関、医療分野など、機密性や法規制への対応が求められる分野での利用に適している。オンプレミス運用により、データ漏えいリスクを低減し、法令順守をしながら業務効率化を実現する。また、大量データや高頻度処理にも対応し、契約書、マニュアル、建築図面など、多様な文書や図面をデジタル化できる。