キンドリルジャパン、りそなグループのIT基盤運用を高度化
今回は「キンドリルジャパン、りそなグループのIT基盤運用を高度化」についてご紹介します。
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キンドリルジャパンは4月7日、りそなホールディングスとの戦略的パートナーシップ合意を締結し、今後4年間にわたって共創をしていくと発表した。このパートナーシップでは、りそなグループのIT基盤運用の高度化やサイバーセキュリティ強化、IT人材の育成に向けた取り組みをキンドリルジャパンが支援する。
りそなグループは、より安心で信頼性の高いサービスを顧客に提供するため、「リテールNo.1実現への加速」を目指し、IT基盤のさらなる強化に取り組んでいるという。今回、キンドリルジャパンはグローバルで展開するIT基盤運用のスキルや知識を活用し、りそなホールディングスのITインフラ運用の効率化に向けた変革を推進する。
具体的には、りそなグループにおいてAIを活用した次世代型IT運用管理や運用プロセスの標準化・一元化を推進し、業務効率の向上とシステムの安定性を目指す。これにより、りそなグループの従業員が新しいIT戦略への取り組みなどの付加価値の高い競争領域の業務に集中できる環境を整え、顧客により良いサービスを提供する環境づくりを進めるという。
セキュリティの面では、顧客の大切な情報資産を守るため、より安定したサービスの提供とサイバーセキュリティ運用の高度化を目指す。柔軟かつリカバリーまで包括的に対応する先進的なアプローチを取るキンドリルジャパンとの共創により、対応力や防衛力を向上させるとしている。
また、りそなグループは次世代の人材育成にも注力している。キンドリルジャパンがグローバルで培ったIT基盤の企画・運用の知見と、分社時に推進した企業文化の変革やリスキリングの知見を生かし、体系的な育成・教育プログラムの提供を検討している。りそなグループはこれらを踏まえ、次世代のIT運用を企画・構築するエキスパートの育成に取り組むという。