オンライン決済各社への巨額投資が続くなかFastが105.8億円調達

今回は「オンライン決済各社への巨額投資が続くなかFastが105.8億円調達」についてご紹介します。

関連ワード (Fast、オンライン決済、資金調達等) についても参考にしながら、ぜひ本記事について議論していってくださいね。

本記事は、TechCrunch様で掲載されている内容を参考にしておりますので、より詳しく内容を知りたい方は、ページ下の元記事リンクより参照ください。


米国時間1月26日、オンラインチェックアウトと個人認証サービスを提供するスタートアップのFast(ファスト)がシリースBラウンドで1億200万ドル(約105億8000万円)調達したことを発表した。ラウンドをリードしたのはFastの既存の出資者であるStripe(ストライプ)だ。

オンライン決済の巨人であるStripeは2020年のシリーズAもリードしており2000万ドル(約20億7000万円)を出資した。Fastはこれまでに1億2400万ドル(約128億6000万円)調達したとリリースでは述べられている。

TechCrunchはFastに同社の成長ペースについてコメントを求めた。同社のチェックアウトサービスが処理した流通取引総額(GMV)は「毎月3倍以上増えている」と話し、「この傾向は今後も続き伸びていく」と予測していることをつけ加えた。この成長ペースを評価することは、基準がわからないので難しいが、Fastから得た将来のGMVの予測から評価することはできる。

Fastの並外れたシリーズBは、ライバルである数多くのオンラインチェックアウト企業の大型ラウンドに続くものだ。

2020年12月にオンラインチェックアウト、認証、決済サービスを提供するBolt(ボルト)がシリーズCラウンドで7500万ドル(約77億8000万円)を追加調達した。同社は他にも成長指標の数値を共有しており、TechCrunchは現在の規模や将来業績の予測する手がかりを得ている。

そして2021年1月半ばにはCheckout.comが4億5000万ドル(約466億8000万円)を調達、評価額は150億ドル(約1兆5660億1000万円)だった。当時TechCrunchは、「Checkout.comは取引の受けつけから処理、詐欺の検出まで決済に関するすべてを扱うワンストップサービスになりたがっている」と書いた。つまりBoltと同様、Fastの提供するサービスの一部と競合している。

そして、その翌日Rapyd(ラピッド)が評価額25億ドル(約2593億5000万円)で3億ドル(約311億2000万円)調達したことを発表した。RapydはフィンテックサービスをAPI経由で提供しているとTechCrunchでは書いているが、国際的なeコマース決済を行い不正防止技術の販売も行っていることからこのグループに入ると思われる。

Fastは最新のシリーズBラウンドに加えて、202012月以降、(少なくとも)9億2700万ドル(約961億6000蔓延)がeコマースインフラ市場にひしめくスタートアップに流入している。これはBoltのラウンド以降、1日あたり2600万ドル(約27億円)弱にあたり、短期間で巨大な金額の資金が集まったこととなる。

なぜ企業はそれほど矢継ぎ早に資金を調達しているのか?最もわかりやすい答えは、eコマースはあまりにも巨大であり世界経済にとってあまりにも重要なので、オンラインの商品販売体験を売り手にとっても買い手にとっても改善することは、多くのプレイヤーが参入する余地のある問題のある空間だということだ。オンラインコマースを解決するレースにいる多くのスタートアップが資金を調達していることは、いずれの企業も、現在のところ強力な成長率を享受していることを示唆しており、それはまた彼ら全員が成長を望んでいる巨大な市場であることの可能性を示唆している。

そして新型コロナウイルス(COVID-19)がeコマースを活性化させ、世界経済のデジタル化を加速させていることを考えると、こうしたテクノロジーが近いうちに市場規模の制約を受けることは否定できない。

関連記事:オンラインチェックアウトの支配をめぐる戦いが続く中、BoltがシリーズCで78億円を追加調達

画像クレジット:picture alliance / Getty Images


【原文】

This morning Fast, a startup that provides online checkout and identity products, announced that it has closed a $102 million Series B. The new funding event was led by Stripe, a previous investor in Fast.

Stripe, an online payments giant, also led Fast’s Series A last year, a deal worth $20 million. Fast has raised $124 million to date, it said in a release.

TechCrunch reached out to Fast for comment regarding its growth pace. The company shared that gross merchandise volume (GMV) processed by its checkout service has “more than tripled each month,” adding that it expects that “trend to continue and increase.” The growth pace is hard to rate as we lack a base from which to scale, but we do now have an expectation for future GMV progress from Fast that we can use as a measuring stick.

Fast’s outsized Series B comes after a number of rival online checkout providers have also raised large rounds.

In late December Bolt, which provides online checkout, identity, and payments services raised a $75 million extension to its Series C round. The company also shared a number of growth metrics, allowing TechCrunch to get a handle on its current size, and expectations for future performance.

Then in mid-January Checkout.com raised $450 million at a $15 billion valuation. TechCrunch wrote at the time that “Checkout.com wants to build a one-stop shop for all things related to payments, such as accepting transactions, processing them and detecting fraud.” So, similar to Bolt and in competition with elements of what Fast offers.

Finally, Rapyd announced that it raised $300 million at a $2.5 billion valuation one day later. Rapyd provides fintech services via an API, TechCrunch noted, but as it does support global ecommerce payments and sells anti-fraud tech, it seems to fit inside this group.

Tack on Fast’s new Series B and inside the last month or so we’ve seen $927 million — at least — flow into startups with overlapping ecommerce infrastructure market targets. That’s just under $26 million a day since the Bolt round, an enormous amount of capital in a short period of time.

How are the companies all raising in such rapid-fire fashion? The most obvious answer to the question is that ecommerce is so big, and so critical to the global economy, that improving the experience of vending goods online for both sellers and buyers is a problem space with room for many players. That so many startups in the race to solve online commerce have each raised implies that they are all, so far, enjoying strong growth rates; and that implies a gigantic market into which they all hope to grow.

And it’s hard to argue in the wake of COVID-19 boosting ecommerce, and generally accelerating the digitization of the global economy, that such technologies will be constrained by market size anytime soon.

(翻訳:Nob Takahashi / facebook )

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fast とは 意味・読み方・表現 | Weblio英和辞書

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fastの意味・使い方・読み方|英辞郎 on the WEB

fast 【1形】 速い、高速の 【反】slow 早口の 〔時計が〕進んでいる・The clock is five minutes fast. :...【発音】fǽst【カナ】ファーストゥ【変化】《形》faster | fastest - アルクがお届けするオンライン英和・和英辞書検索サービス。

ファスト - Wikipedia

FAST (人工衛星) - NASAのオーロラ観測衛星。 現場急行支援システム (Fast Emergency Vehicle Preemption Systems) - 新交通管理システム の一つ。 腹腔内出血 を迅速に検出するために行われる、FAST( F ocused A ssessment with S onography for T rauma)と呼ばれる 超音波検査 手法。

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FAST CORPORATION[株式会社ファースト]

 · 【新製品】3D位置決めパッケージソフトウェアFAST-3DPackage 2012.07.25 【バージョンアップ】画像処理ライブラリWIL Version3.0.0 2012.07.25 【新製品】画像入力ボードFVC07 2012.06.01 【お知らせ】当ホームページのトップページを

株式会社ファスト

株式会社ファストは、1988年に設立以来、多岐にわたるソフトウェア開発を行っています。ソリューションプロバイダーとしてお客様に喜ばれるシステムを提供して参ります。

ファーストフード - Wikipedia

ファストフード(英: fast food )とは、短時間で調理、あるいは注文してからすぐ食べられる [1] [2] 手軽な食品や食事のこと。 料理と共に、それらを提供している外食産業について記述する。 なお、我が国では「ファースト」と記載されることが多いが、ファストはFAST(迅速)の意味であり、first ...

ファストファッションとは - コトバンク

知恵蔵 - ファストファッションの用語解説 - 流行を採り入れつつ低価格に抑えた衣料品を、大量生産し、短いサイクルで販売するブランドやその業態のこと。安くて早い「ファストフード」になぞらえた造語。世界的不況の下、ファッション業界でも世界的規模で大手グローバルチェーンが寡占...

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