効率アップにつながる「Slack」のおすすめスラッシュコマンド
今回は「効率アップにつながる「Slack」のおすすめスラッシュコマンド」についてご紹介します。
関連ワード (ソフトウェア等) についても参考にしながら、ぜひ本記事について議論していってくださいね。
本記事は、ZDNet Japan様で掲載されている内容を参考にしておりますので、より詳しく内容を知りたい方は、ページ下の元記事リンクより参照ください。
「Slack」は、チームやスタッフ、家族がコラボレーションやコミュニケーションを行うツールのデファクトスタンダードになった。Slackはインストールが簡単で使いやすいだけでなく、日常的なやり取りや、仕事の活動を支える機能が数多くある。
多くの人は、議論やスレッド、ダイレクトメッセージ、ファイル共有などのSlackの基本機能しか利用していない。しかし、Slackを極めるのに役立つもう1つの機能があるのをご存じだろうか。
その機能とはスラッシュコマンドだ。
スラッシュコマンドとは、簡単に言えば、「/」(スラッシュ)から始まるコマンドのことだ。「/」を入力すると、Slackのインターフェースに対して(デスクトップアプリかモバイルアプリかを問わず)、それに続いて入力した文字列がコマンドであることを伝えることができる。それがスラッシュコマンドという名前の由来だ。スラッシュコマンドの利用を勧める理由は、これを使えば、Slackでスレッドを探したり、設定を行ったりする際の時間を節約できるからだ。
この記事では、スラッシュコマンドの仕組みと、使えるコマンドを紹介する。
スラッシュコマンドの最も基本的な形は、次のようなものだ。
/コマンド名 オプション
特定のチャンネルに素早くメッセージを送信したいとしよう。例えば、「作業A」が終わり「TeamX」に準備が終わったことを知らせたい場合は、次のように入力すればいい。
/msg #TeamX 作業Aが完了しました。
デスクトップアプリでは、チャンネルやグループスレッドで/muteを使うとポップアップウィンドウが表示され、手早くミュートすることができる。モバイルアプリでは、チャンネル内で「/mute」を入力すればそのチャンネルをミュートできる。
あるいは、/mute #channelと入力すると、指定したチャンネルをミュートできる。
後でやらなければならないことがあって、リマイダーを設定したいということがあるはずだ。Slackにはそのためのスラッシュコマンドが用意されている。例えば、毎日3時に母親に電話をかけるためのリマイダーを設定する必要があれば、次のようなremindコマンドを使用すればいい。
/remind me to call my mom at 3 p.m. every day
訳注:Slackの/remindコマンドでは、リマインダーを送る宛先(この例の場合は「me」)と日時(「at 3 p.m. every day」)の部分は英語でなければならない。このコマンドのメッセージ部分を日本語にしたければ、「/remind me 母親に電話する at 3 p.m. every day」となる。