LGのスマートテレビでクラウドゲームGoogle StadiaとNVIDIA GeForce Nowが利用可能に

今回は「LGのスマートテレビでクラウドゲームGoogle StadiaとNVIDIA GeForce Nowが利用可能に」についてご紹介します。

関連ワード (CES 2021、GeForce Now、Google Stadia、LG、NVIDIA、クラウドゲーム、スマートテレビ等) についても参考にしながら、ぜひ本記事について議論していってくださいね。

本記事は、TechCrunch様で掲載されている内容を参考にしておりますので、より詳しく内容を知りたい方は、ページ下の元記事リンクより参照ください。


LGはCESのプレスカンファレンスで、2021年に向けたテレビのラインナップを説明することに大部分を費やした。同社のテレビにはより大型で、より薄型で、より明るい製品が期待できるようだ。ここでそれら新型モデルの仕様を書き連ねるつもりはない。しかし、特筆すべき新機能はいくつかある。

LGは自社のテレビにAndroid TVをOSとして使っていない。代わりにwebOSと呼ばれる独自のオペレーティングシステムを採用しており、アプリ開発者はLGのスマートテレビ向けに専用バージョンのアプリをリリースしなければならない。そしてLGは今回、Google Stadia(グーグル ステイディア)とNVIDIA GeForce Now(エヌビディア・ジーフォース・ナウ)が同社の2021年モデルのテレビで利用可能になることを発表した。

GoogleのクラウドゲームサービスであるStadiaは、2021年後半に利用可能になる。ただし、全世界でというわけではなく一部の国のみだ。Stadiaが利用可能な国に住んでいれば、Chromecastのプラグを抜いてStadiaにアクセスできるようになる。

Stadiaは、クラウド上で動作するゲーム機のようなものだ。最寄りのデータセンターでゲームを購入して実行すると、その映像が自宅のテレビに直接ストリーミングされる。ゲームパッドの操作はサーバーを介してプレイ中のゲームに反映される。

NVIDIAのクラウドゲーミングサービスであるGeForce Nowは、2021年中に利用可能になる予定だ。こちらのサービスはSteam(スチーム)、Epic Games(エピック・ゲームズ)、GOG、Ubisoft Connect(ユービーアイソフト・コネクト)のライブラリを利用できるという点が少々異なる。

これまでNVIDIAは、NVIDIA Shield TVにGeForce Nowアプリを搭載した自社のセットトップボックスを優先してきたが、最近ではこのAndroid向けアプリがより多くのデバイスをサポートするようにアップデートされている。さらにwebOSをサポートすれば、Android TV以外へもますます拡大していきそうだ。

LGは2021年、webOSを新しいインターフェースにアップデートすることも発表した。画面下部にあったオーバーレイメニューは、フルスクリーンメニューに変更される。これによって、ユーザーは好みのアプリを見つけたり、ライブTVにアクセスしたり、いくつかのおすすめコンテンツを受け取ることができるようになる。そして広告にも使われるだろう。

ゲームをプレイしている時は、最も関連性の高い設定にアクセスするための新しいゲームメニューが表示される。たとえば現在プレイ中のゲームの種類(FPS、レースゲームなど)に応じて、このメニューからテレビのプロファイルを切り替えることができるようになるのだ。普通はゲームのジャンルに関わらず、できるだけ遅延を減らしたいと思うはずで、個人的にこの機能はあまり意味がないように思えるが。G-SYNCやFreeSyncに対応した機種を使用しているなら、これらの機能をオンにすることも可能だ。

有機ELテレビの新製品には、旧型プロセッサを搭載するエントリーラインの「A1」シリーズ、可変リフレッシュレートや低遅延などで現代のゲーム機にも対応した「C1」シリーズ、そしてラインナップの最上位モデルとして3種類のサイズ(77インチ、65インチ、55インチ)が用意された「G1」シリーズがある。

画像クレジット:LG

画像クレジット:LG

原文へ

(翻訳:TechCrunch Japan)

COMMENTS


Recommended

TITLE
CATEGORY
DATE
リモートワークかオフィス回帰か、そのメリットとデメリット
IT関連
2022-07-05 12:47
フィジカルインターネットを見据えるモノフルが東大先端科学技術研究センター「先端物流科学寄付研究部門」参画
EdTech
2021-07-01 22:48
AWSとNFL、QBのパスパフォーマンスを評価する新たなAIツール
IT関連
2022-01-27 03:33
AWS、ヘルスケア業界向け「Amazon HealthLake」を一般提供–まず米の一部リージョンで
IT関連
2021-07-16 06:38
貯金箱はもういらない、Till Financialの子ども用出費管理アプリがメリンダ・ゲイツ氏の支援を獲得
フィンテック
2021-04-24 22:30
PostgreSQLをWebブラウザ上で動かす「Postgre-WASM」、オープンソースで公開。Webブラウザ上のx86仮想マシンで実行、レプリケーションも可能
PostgreSQL
2022-10-05 09:23
ビジネスリスクを防ぐためのセキュリティベンダーとの付き合い方
IT関連
2023-04-08 08:11
第1回「ホットリードを抽出する」シナリオ作成の思考法
IT関連
2021-02-25 12:28
F5、NGINXの開発チームをロシア国外へ移転させたことを報告。開発を立て直しリリースサイクルも元通りに
Nginx
2022-05-16 02:23
東広島市、「Now Platform」で市民ポータルサイトを開設–情報共有や手続きが可能に
IT関連
2021-04-16 06:32
AIプログラミングの「Time to Value」を追求する「GitHub Copilot」
IT関連
2024-01-17 10:52
Datumix、AI開発を支援する「OptAce」を提供開始–開発費用と工数を削減
IT関連
2022-08-14 09:05
NECら、保守部品の配送効率向上を実証–量子コンピューティング技術活用
IT関連
2022-02-23 09:42
Windows 10サポート終了まで1年を切る–IPAが注意喚起
IT関連
2024-10-17 17:15