学費出世払い方式のプログラミングスクール「Microverse」、世界188カ国の生徒が参加

今回は「学費出世払い方式のプログラミングスクール「Microverse」、世界188カ国の生徒が参加」についてご紹介します。

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本記事は、TechCrunch様で掲載されている内容を参考にしておりますので、より詳しく内容を知りたい方は、ページ下の元記事リンクより参照ください。

入学費も授業料もゼロで、世界中からプログラミングを学べるMicroverseは、生徒の就職後の所得シェアに収益を依存している。その同社が、新たな投資家を見つけたようだ。

同社はこのほど、Northzoneがリードする1250万ドル（約13億9000万円）のシリーズAを完了した。参加した投資家はGeneral Catalyst、Iron Ventures、そして多くのエンジェルたちだ。先にTechCrunchは、General CatalystとY Combinatorによる同社のシードラウンドを取り上げたが、今回のラウンドで同社の調達総額は1600万ドル（約17億8000万円）近くになる。

最近、大手テクノロジー企業は地理的な境界や複数のタイムゾーンをまたぐリモートワークを積極的に採用しているため、Microverseのビジョンはいかにもパンデミックの時代らしい吸引力の高さを得ている。同社のレッスンは現在、世界の188カ国からの英語を話す生徒を受け入れている。

CEOのAriel Camus（アリエル・カマス）氏は以前のチャットで、今では同社のおよそ300名の卒業生がMicrosoftやVMWare、Huawei（ファーウェイ）などのテクノロジー企業に就職している、と語った。これまで、同社の卒業生が卒業から6カ月以内に雇用される率は95％よりも高て、生徒を米国だけに限定した所得シェア型のスクールのように、肝心の卒業生の就職という問題で行き詰まることがない。

Microverseで目立つのは、同業のLambda Schoolなどと比べて、学費の徴収が厳しいことだ。私が前に書いた記事は、その違いを次のように説明している。

Lambda Schoolの所得共有協定（ISA）では、就職した生徒の年収が5万ドル（約555万円）を超えたら、その後の24カ月間、3万ドル（約333万円）を上限として毎月の給与の17％をLambda Schoolに払う。Microverseは、生徒の月額給与が1000ドル（約11万1000円）を超えたら、その額の15％を要求する。上限はなく、生徒は1万5000ドル（約167万円）を完済するまで支払いを続ける。両社とも、生徒が払うのは彼らが学んだことの関連分野で雇用されたときに限る。しかしMicroverseでは、ISAの期限切れがないため、学習内容に関連する分野で職に就いたら、ずっと返済義務を負う。Lambda SchoolのISAは、最長の延べ払い期間が5年で、それを過ぎると債務は消滅する。

立ち上げ以来、同社はそのフルタイム10カ月のレッスンで生徒たちが本当に有能になるためにプログラムの合理化に努めている。たとえば生徒たちがあまり時間の余裕がなくても内容を習得できるために、レッスンを短い時間へと濃縮する工夫も行っている。カマス氏によると毎月、数千の応募はあるが、同社自身が早くから負荷が大きくなりすぎないように、そのごく一部だけを受け入れているという。2021年は、年間の受け入れ生徒数は1000人だ。

同社の将来計画は非常に大きく、卒業後の生徒がより円滑に就職できるように、日頃からテクノロジー企業と密接に協力していきたいと考えている。

「テクノロジー企業とのパートナー事業は、まだ行っていませんが、スケジュールにはあります。これにより生徒の受け入れ先は現在の5倍になるでしょう。世界人口の90%が高等教育を受けることができないこの時代に、

それによってうちの生徒たちの受け入れ口は今の5倍に大きくなるだろう。世界人口の90％が高等教育を受けられない世界で、年間1万人の学生獲得は、正直なところ、それほど難しいことではないと思います」とカマス氏は語る。

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画像クレジット：oatawa/Getty Images

【原文】

Edtech startup Microverse has tapped new venture funding in its quest to help train students across the globe to code through its online school that requires zero upfront cost, instead relying on an income-share agreement that kicks in when students find a job.

The startup tells TechCrunch it has closed a $12.5 million Series A led by Northzone with additional participation from General Catalyst, All Iron Ventures and a host of angel investors. We last covered the company after it had closed a bout of seed funding from General Catalyst and Y Combinator; this latest round brings the startup’s total funding to just under $16 million.

The company’s vision has seen added pandemic-era traction as larger tech companies have embraced remote work that spans geographic boundaries and time zones. Microverse has now brought English-speaking students from over 188 countries through its program.

Since we last chatted, CEO Ariel Camus says the startup has landed some 300 early graduates in positions at tech companies including Microsoft, VMWare and Huawei. The company says its has above a 95% employment rate for its students within six months of graduation so far, pushing past one of the bigger issues that income-share-agreement-based schools have had stateside — getting graduates employed.

Microverse does have notably less generous terms than counterparts like Lambda School when it comes to when students begin loan repayment, the terms of both are actually quite different, as noted in my previous article:

While Lambda School’s ISA terms require students to pay 17% of their monthly salary for 24 months once they begin earning above $50,000 annually — up to a maximum of $30,000, Microverse requires that graduates pay 15% of their salary once they begin making more than just $1,000 per month, though there is no cap on time, so students continue payments until they have repaid $15,000 in full. In both startups’ cases, students only repay if they are employed in a field related to what they studied, but with Microverse, ISAs never expire, so if you ever enter a job adjacent to your area of study, you are on the hook for repayments. Lambda School’s ISA taps out after five years of deferred repayments.

The startup has made efforts to streamline their online program since launch to ensure that students are being set up to succeed in the full-time, 10-month program. Part of Microverse’s efforts have included condensing lesson segments into shorter time frames to ensure students aren’t starting the program unless they have enough free time to commit. Camus says the startup is receiving thousands of applications per month, of which only a fraction are accepted in an effort to ensure that the small startup isn’t overcommitting itself early on. The startup estimates it will usher 1,000 students through its program this year.

The startup has big plans for the future, including working more closely with tech companies to ensure that students have easier access to job placement once they graduate.

“We have data now that the day we launch a partner program — which we haven’t done yet but we will eventually — it opens up the market by 5x,” Camus tells TechCrunch. “To get 10,000 students per year in a world where 90% of the world’s population doesn’t have access to higher education — it’s not going to be that hard, to be honest, I’m not too worried.”

（文：Lucas Matney、翻訳：Hiroshi Iwatani）

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