「ChatGPT」のユーザー調査–利用目的や今後の展望は?
今回は「「ChatGPT」のユーザー調査–利用目的や今後の展望は?」についてご紹介します。
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「ChatGPT」はあっという間に世界的に広まり、人々は情報を見つけたり、質問を投げかけたり、さまざまなコンテンツを生み出すために利用するようになっている。しかし、このサービスはどれほどの人気なのだろうか?多くのユーザーはどの程度の頻度で、またどのような目的で利用しているのだろうか?WordFinder by YourDictionaryは3月に、こういった疑問に答えるために米国人1024人と人工知能(AI)の専門家103人を対象にして調査を実施し、その結果をレポートにまとめた。
まず、調査対象者の内訳について述べておきたい。米国人1024人のうち、男性は57%であり、女性は39%、ノンバイナリー、すなわち男性/女性という性別のいずれにも当てはまらない人は4%だった。また、ベビーブーマー世代は7%、X世代は22%、ミレニアル世代(Y世代)は62%、Z世代は9%だった。さらに、調査に応じた専門家らのAI分野での経験は6カ月から、5年以上までとさまざまだった。
ChatGPTの使用頻度について全体に尋ねたところ、1度から2度利用したことがあるのみだという回答が46%だった。それ以外の人たちは、1カ月に数回が10%、1週間に1回が20%、1週間に数回が19%、毎日が5%だった。年代別の各層における半数以上が定期的に(少なくとも1カ月に数回)ChatGPTを利用しており、それぞれの年代ではベビーブーマー世代が54%、X世代が51%、ミレニアル世代が55%、Z世代が61%だった。
業界別では、定期的にChatGPTを利用しているという回答が最も多かったのはテクノロジー業界であり、その割合は62%だった。またヘルスケア業界では59%、マーケティング業界では56%の回答者が定期的に利用していると答えた。定期利用者が少なかったのは、建設業界が51%、ビジネスサービス業界が50%、教育業界が50%だった。
平均的なChatGPTセッションの長さについてはどうだろうか?1分未満とする回答は4%、1~5分は29%、6~10分は38%、11~30分は19%、31~60分は8%、1時間を超えるとする回答は2%だった。