Linuxスマートフォン「PinePhone Pro」の「Explorer Edition」登場
今回は「Linuxスマートフォン「PinePhone Pro」の「Explorer Edition」登場」についてご紹介します。
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PINE64が、同社のフラッグシップ製品であるLinuxスマートフォン「PinePhone Pro」の「Explorer Edition」の注文予約受付を開始している。
シングルボードコンピューターや「PinePhone KDE Community Edition」、Linuxを搭載した格安ノートPCである「Pinebook Pro」などを販売しているPINE64は、間もなくPinePhone Pro Explorer Editionの出荷を開始する。同社は2021年第4四半期、開発者向けにLinuxスマートフォン「PinePhone Pro」を399ドル(約4万5000円)で発売したが、今回の「Explorer Edition」は、同一価格でより一般的なLinuxファン向けの製品になっているようだ。ただし、この製品の主なターゲットは、経験豊富なLinuxファンや、組み込みシステムに詳しい開発者とされている。
PINE64は、「現代のモバイルLinux OSが『Android』や『iOS』の代わりに使えるようになるとみなされるまでには、まだ当分時間がかかる。モバイルLinuxは一般的な消費者を満足させられるような状況にはないものの、当社のコミュニティの大部分は、今すぐにでもLinuxオンリーのスマートフォンに移行できる準備が整っていると考えている」と述べている。「現状のソフトウェアの制約を受け入れられるのであれば、PinePhone Proには日常的な用途をこなせるだけのパワーがある」
PinePhone Proは、ArmベースのさまざまなLinuxディストリビューションでサポートされる見通しで、デフォルトのOSは「Manjaro with Plasma Mobile」だ。SoCには「Rockchip RK3399S」を採用している。このSoCは、高速な1.5GHzのA72コア2基と、消費電力が小さい1.5GHzのA53コア4基で構成されている。
また、4GBのLPDDR4 RAM、128GBのeMMCフラッシュストレージ、ソニー製の13メガピクセルメインカメラと5メガピクセルのOmniVisionフロントカメラ、ヘッドフォン/マイク用ジャック、LTEモデム、外付けキーボードやケースを取り付けるためのポゴピンを搭載している。