7割が「ハイブリッドワークでスキルが向上した」と回答–コンカー社内調査
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コンカーは現在同社が実施しているハイブリッドワークについて、全従業員を対象にアンケート調査を実施し、結果を発表した。同調査は4月26日〜5月9日、インターネットで実施された。サンプル数は162。
コンカーは2020年2月からテレワークを実施し、最近は従業員が出社と在宅勤務を自由に選択できるハイブリッドワークを導入している。テレワーク下でのモチベーションや生産性の低下が問題となり、出社中心に切り替える企業も多い中、同社は今後コロナ禍が収束したとしても従業員の出社/在宅勤務の選択の自由を認める方針だという。また、一定の条件を満たせば長期のワーケーションや移住も認める制度「Work from Anywhere」(WFA)も2020年12月に導入した。
同調査では出社/在宅勤務を選ぶ一番の理由を聞いたところ、出社を選ぶ理由は「上司、部下、同僚とのコミュニケーションのため」(50%)、「オフィスでしかできない業務のため」(20%)、在宅勤務を選ぶ理由は「通勤時間の節約のため」(59%)、「集中できるから」(16%)という結果だった。
ハイブリッドワークについての評価を聞いたところ、「とても良いと思う」(90%)、「良いと思う」(10%)と全ての回答者が肯定的に捉えていた。ハイブリッドワークによるワークライフバランスの変化についても、約6割が仕事とプライベートのバランスが良くなったと回答した。
在宅勤務が中心だった2021年と比較して、モチベーション、生産性、スキルそれぞれの変化について聞いたところ、モチベーションが「上がった」と回答した従業員が43%と、前年と比べて16ポイント増加した(図1)。生産性とスキルが「上がった」と答えた従業員も、それぞれ69%(同+6ポイント)、70%(同+23ポイント)だった。
ハイブリッドワーク導入後の心身の健康についても調査。体調の変化は「良くなった」(31%)、「変わらない」(64%)、「悪くなった」(6%)、精神面でのストレスは「減った」(28%)、「変わらない」(65%)、「増えた」 (7%)だった(図2)。業務上で孤独を感じるかについては、84%が「以前と変わらない」と回答した。