無料の動画プログラミング講座「paizaラーニング 学校フリーパス」導入校が838校に達し、累計ユーザー数が8万人突破
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本記事は、TechCrunch様で掲載されている内容を参考にしておりますので、より詳しく内容を知りたい方は、ページ下の元記事リンクより参照ください。
ITエンジニア向けの転職・就職・学習プラットフォーム「paiza」(パイザ)を提供するpaizaは3月8日、2019年8月から学校向けに無料提供している動画プログラミング学習サービス「paizaラーニング 学校フリーパス」の導入校が838校に、累計ユーザー数が8万820人に達したことを発表した。
paizaでは、初学者向けの動画プログラミング学習サービス「paizaラーニング」を月額1078円(税込)で提供しているが、「paizaラーニング 学校フリーパス」は、その全内容を、小・中・高・大学・専門学校を対象に無料提供するというもの。
小学校、中学校、高校では、プログラミング教育が必修化され、2024年からは国立大学の入試科目に「情報」が加わるなど、IT人材の育成が期待されているものの、学校の現場では、予算がない、プログラミング教育ができる教員の不足や知識差がある、環境構築や教材の準備が難しいといった課題を抱えている。そんな中で「paizaラーニング 学校フリーパス」の需要が高まり、直近1年では累積利用校が約450校増加したという。
「paizaラーニング 学校フリーパス」の無償提供を可能にする仕組み
paizaラーニング 学校フリーパスには、無料であること以外に、こうした課題を解決する特徴がある。ウェブブラウザーが使えるPCがあればよく、環境構築が不要であること、コンテンツが豊富で指導レベルの標準化が可能であること、生徒は自分に合った教材を選択できるので、教員が個別に教材を準備する必要がないことなどだ。
「言語仕様」「ウェブアプリ開発」「ロジック力」「周辺知識」の4分野で、160レッスン、1278本の学習動画、2000題の学習課題を利用でき、動画コンテンツと演習課題は毎月追加される。また、動画にはプロの声優を起用したり、学習の進捗をRPG形式で表示するなど、楽しく学べる工夫がされている。自宅での学習も行いやすく、あらかじめ自宅で学んでから学校の授業に望める「反転学習」が可能になっている。反転学習とは、映像教材などを用いて自宅で先に学んでから学校に集まり、課題を解いたり、学習内容に関するディスカッションしたりすることを指す。
ゲーム形式でプログラミングを学べる特別コンテンツも一部用意しており、学生に人気という
paizaラーニング 学校フリーパスが支持されるもう1つの理由に、就職支援がある。paizaラーニングは就職プラットフォームでもあり、学んだ後に「paiza新卒」に登録すれば、スキルに合った仕事とのマッチングが行える。