「Amazon Aurora Serverless V2」正式版に。瞬時にスケールして数十万トランザクションに対応、データベース容量も自動管理

今回は「「Amazon Aurora Serverless V2」正式版に。瞬時にスケールして数十万トランザクションに対応、データベース容量も自動管理」についてご紹介します。

関連ワード (全体、既存機能、最大等) についても参考にしながら、ぜひ本記事について議論していってくださいね。

本記事は、Publickey様で掲載されている内容を参考にしておりますので、より詳しく内容を知りたい方は、ページ下の元記事リンクより参照ください。


Amazon Web Services(AWS)は、クラウド上でデータベースのマネージドサービスとして提供している「Amazon Aurora Serverless」の新バージョン「Amazon Aurora Serverless V2」の正式版としてのリリースを発表しました。

Instant scale ↔️ instant cost efficiency.

Amazon Aurora Serverless v2 scales in a fraction of a second while eliminating database capacity management, so you only pay for what you use & save up to 90% compared to provisioning for peak load.
https://t.co/PapVSWqk7d #AWS pic.twitter.com/CQePh16zwv

— Amazon Web Services (@awscloud) April 22, 2022

Amazon Aurora Serverlessは、データベースのマネージドサービスとしてクライアントからの要求の多さに応じて自動的にスケールする機能を備えています。要求がなくなれば自動的にデータベースのインスタンス全体が停止し、要求が発生した段階でその負荷に応じてクラスタが拡張されていきます。

今回正式版となったAmazon Aurora Serverless V2は、その名前の通りAmazon Aurora Serverlessの新バージョンです。マルチアベイラビリティゾーン対応やリードレプリカなどのAmazon Auroraの既存機能に加えて、負荷への対応が高速になり、瞬時にスケールして数十万トランザクションに対応できるため、あらかじめトランザクションを予測して大きめにプロビジョニングしておく作業が不要になります。

また、データベース容量をきめ細かい増分で調整できるようになり、より適切な量の容量に自動的に増減されるようになりました。

AWSは、こうした迅速なスケーリングときめ細かな容量の調整により、あらかじめピーク負荷の容量をプロビジョニングする場合と比較して、データベースコストを最大 90% 節約できると説明しています。

Amazon Aurora Serverless V2で利用可能なデータベースは、PostgreSQL 13とMySQL 8.0。

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