電通のグループ横断組織、メタバース活用を支援する新ソリューション
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電通のグループ横断組織「XRX STUDIO」は、企業によるメタバース活用を統合的に支援し、市場の創造や拡大につなげる「インテグレーテッド メタバース ソリューション」の提供を開始した。電通が5月25日に発表した。同ソリューションでは、メタバースを活用したマーケティングや事業を統合的に支援する。
同ソリューションの提供に当たり電通グループは、グループ各社が持つメタバースに関する知見を生かすため、XRX STUDIO内に「事業開発」「オウンドメディア開発」「店舗開発」「統合プロモーション」の領域に特化した専門チームを組成した。各領域において、事業計画の策定、パートナー企業の開拓、ユーザーインターフェース/ユーザー体験(UI/UX)のプランニング・実施、データの取得・分析・投資などを行う。
同ソリューションでは、事業開発、オウンドメディア、店舗開発、統合的なプロモーションを支援する。
事業開発支援では、ダイナミックなライブエンターテインメント事業や対企業(BtoB)イベント・会議を企画・実施する。マネタイズの設計やパートナー/アライアンス企業の開拓なども行う。オウンドメディア支援では、UI/UXの設計から運用までサポートし、ユーザーやファンのエンゲージメント向上を図る。
店舗開発支援では、メタバース空間に最適化された店舗設計、EC・販売チャネルの強化、実店舗との連携などを行い、新たな買い物体験の提供を目指す。統合的なプロモーション支援では、メタバース空間での屋外広告や商品発表、拡張現実(AR)を活用したリアルとの連携、実店舗への送客など、プロモーション全体の最適化を図る。
XRX STUDIOは、国内電通グループ各社の多様な人材と専門性に加え、テクノロジー開発企業と連携し、メタバース領域におけるサービス基盤の開発や広告モデルの研究など、さまざまな取り組みを行っている。2021年度に開催された仮想現実(VR)空間でのイベント「東京ゲームショウVR」では、同イベントで初めてのメタバース基盤システムを提供し、NTTのXRプラットフォーム「DOOR」を活用した大規模なメタバース空間における広告モデルと商取引を実証した。