北欧発VC企業Northzoneが初の北米・NYパートナーにウェンディ・シャオ・シャデック氏を登用
今回は「北欧発VC企業Northzoneが初の北米・NYパートナーにウェンディ・シャオ・シャデック氏を登用」についてご紹介します。
関連ワード (Northzone等) についても参考にしながら、ぜひ本記事について議論していってくださいね。
本記事は、TechCrunch様で掲載されている内容を参考にしておりますので、より詳しく内容を知りたい方は、ページ下の元記事リンクより参照ください。
ロンドンとストックホルムにオフィスを持つNorthzone(ノースゾーン)の新しいパートナーであるWendy Xiao Schadeck(ウェンディ・シャオ・シャデック)氏は、入社したばかりというわけではない。彼女が同社に加わったのは2015年にさかのぼる。
ベンチャーの世界に入る以前、シャデック氏はコワーキングと保育のスタートアップであるCoHatcheryを共同設立している。その後Northzoneのプリンシパルとして、Spring Health(メンタルヘルス)、3box(クラウドインフラ)、Livepeer(ブロックチェーンベースの動画トランスコーディング)、Magic.link(ユーザー認証)への投資に携わってきた。
Northzoneによると、シャデック氏は暗号化、コンシューマーテクノロジー、ヘルス、デベロッパー/ウェブ3.0インフラの分野における同社の投資理論を発展させる手助けをしたという。
「ウェンディは、非常に洞察力に富んだセクター主導の思想的リーダーシップを通じて、すでに能力を証明しており、ニューヨークのエコシステムにおける当社の地位を確固たるものにしてくれました」と、ゼネラルパートナーのPär-Jörgen Pärson(ペール=イェルゲン・ペールソン)氏は声明で述べている。「彼女は、投資家としての彼女自身と、彼女が支援する起業家たちとの間の正直で、本物の、そして刺激となる対話を定義し、再定義してきました」。
シャデック氏は、彼女の関心は「オープンデータ、オープンファイナンス、オープンコミュニティ」という3つの重要な分野を中心に「結晶化」していると筆者に話してくれた。そして、パートナーに昇進したことで、彼女が「夢中になっている」テーマである、創業者たちとさらに密接に仕事をすることが可能になると語った。
「私たちはみな、VCのミームである『どうしたらお役に立てますか?』を見たことがあります」とシャデック氏はいう。「しかし、私たちはそれを本気でいっています。何よりもまず第一に、良い条件で資本を提供する以外に、ますます重要になってきている他の側面は何でしょうか?創業者の方たちが私に求めるものを提供するために、私のアプローチをカスタマイズするにはどうすればいいのでしょうか?」。
シャデック氏は、Northzone初のニューヨークを拠点とするパートナーになるが(同社の他のパートナーはロンドンとストックホルムにいる)、ニューヨークに焦点を当てながらも、地域外でも投資を行う予定だという。
「私たちは、我々がとても興奮しており専門知識や経験を構築したいセクターと、築いていきたい関係を両方含むマトリックス型のアプローチに取り組んでいます」と彼女は語った。「そして、そうした関係は、地元の起業家とのほうが築きやすいものです」。
画像クレジット:Northzone
【原文】
Northzone‘s new partner Wendy Xiao Schadeck isn’t new to the firm — she actually joined back in 2015.
Before entering the venture world, Schadeck co-founded co-working and childcare startup CoHatchery. As a Northzone principal, she’s already been involved in the firm’s investments in Spring Health (mental health), 3box (cloud infrastructure), Livepeer (blockchain-based video transcoding) and Magic.link (user authentication).
More broadly, Northzone says Schadeck helped to develop the firm’s investment theses around crypto, consumer technology, health and developer/web 3.0 infrastructure.
“Wendy has already proven herself through very insightful sector-driven thought leadership and has solidified our position in the New York ecosystem,” said General Partner Pär-Jörgen Pärson in a statement. “She has defined and redefined an honest, authentic and inspiring dialogue between herself as an investor and the entrepreneurs she supports.”
Schadeck told me that her interests have “crystallized” around three key areas — “open data, open finance and open community.” And she said that with her promotion to partner, she will be able to work even more closely with founders, a topic she’s become “obsessed” with.
“We’ve all seen this VC meme, ‘How can I be helpful?’ and I’ve sometimes accidentally literally said it,” Schadeck said. “But we mean it: Other than providing capital, first and foremost, on good terms, what other dimensions are there that are becoming more and more important? How can I customize my approach to provide what the founder needs from me?”
While Schadeck is Northzone’s first New York-based partner (its other partners are in London and Stockholm), she said she will make investments outside the region, albeit with an NYC focus.
“We’ve tried to do this matrix approach, where we both have sectors that we’re pretty excited about and build expertise and experience in, as well as relationships” she said. “And those relationships are better with local entrepreneurs.”
(翻訳:Nakazato)
74:
2021-01-27 00:30北欧発VC企業Northzoneが初の北米・NYパートナーにウェンディ・シャオ・シャデック氏を登用 co/bytLFNyj6v (2021-01-25 06:00 PM)chCrunchJP