日立製作所、金融機関の取引先企業向けポータルを構築支援
今回は「日立製作所、金融機関の取引先企業向けポータルを構築支援」についてご紹介します。
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日立製作所は、金融機関が取引先企業向けに用意するポータルサイトの立ち上げを迅速化するクラウドサービス「法人向けデジタルチャネル統合プラットフォーム」の提供を開始する。ポータル画面や認証など各種機能を備える。利用価格は個別見積もり。
ポータルサイトでは、日々の入出金明細の確認から、インターネットバンキングによる振込・振替のほか、オンライン融資や人工知能(AI)を活用したローン審査といった、金融機関や日立製作所、フィンテック企業のさまざまなサービスを管理・集約できる。シングルサインオンによるサービス連携も可能。
サービスの提供に先がけて、伊予銀行が新たに開始する法人向けポータルサイトに採用。「いよぎんビジネスポータル」として、8月8日に稼働を開始する予定だ。
おすすめのサービスを表示するナビゲーションやポータルと連動したメール配信などの機能を備え、さまざまなデジタルサービスの利用を促進し、サブスクリプション型での提供や手数料ビジネスなど、金融機関の新たなビジネスモデルにつなげることも期待できる。
また幅広いデジタルサービスをニーズに応じて柔軟に選択し、同プラットフォームと連携して提供することが可能となる。選択できるデジタルサービスには、帳票事前作成や電子契約など、これまで金融機関が提供してきたサービスから、インターネットバンキングやオンライン融資、AIを活用したトランザクションレンディング(日々の取引実績を基に決定する融資形態)、ビジネスマッチングといったフィンテックサービス、さらには経費精算や勤怠管理など企業活動で必要となるさまざまな非金融サービスまで、多種多様なものがある。
今後、ポータルサイト内で提供可能な金融・非金融分野のサービスを日立グループ内外と連携して拡充していくほか、金融機関の得意とするコンサルティングや独自サービスとの連携を進めていく。また、ポータルサイトを通じたさまざまなデータ活用も進め、地域企業の動線分析などマーケティング機能の強化なども推進していく。