“ひとり情シス”の経験談やアドバイスを集約–同人誌「ひとり情シス列伝」を無償配布
今回は「“ひとり情シス”の経験談やアドバイスを集約–同人誌「ひとり情シス列伝」を無償配布」についてご紹介します。
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ひとり情シス・ワーキンググループの発起人で座長を務める清水博氏は、企業・組織で情報システムの運用業務を少人数で担当する“ひとり情シス”の経験談やアドバイスを集めた伝記「ひとり情シス列伝」を同人誌として作成した。
清水氏によると、昨今のデジタル化の流れの中、これまで情シス担当者が全くいない“ゼロ情シス”状態の企業がひとり情シスを配置する傾向が強まっており、経験のないひとり情シス担当者からの問い合わせが増えているという。また、従来のひとり情シスもデジタル変革(DX)やシステム内製化などの新しいチャレンジが求められている。
ひとり情シスは会社の環境や仕事の範囲がさまざまであり、「具体的に即時回答ができるものが少ない」のが現状としつつ、同氏は「ベースになる考え方や行動指針のようなアドバイスが有効」と話す。そうした理由から、それぞれのひとり情シスの経験を基にした仕事術や教訓を集め、同人誌としてまとめることを企画した。
書籍では、「経営層とのコミュニケーション」「自分の評価をアピールするには」「二人目の採用の経験談」「冷遇される職場での挑戦」「予算獲得への道筋」などをテーマに、約48個の経験談と79個のアドバイスが取り上げられている。2月中旬以降からひとり情シス担当者を対象に500部を無償配布する予定。