ソニービズネットワークス、AI活用で広告運用とサイト改善を実施–CV数は昨年比10%増
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ソニービズネットワークスは、人工知能(AI)を活用したデータ分析ツール「AIアナリスト」と「AIアナリストAD」を導入した。同シリーズを展開するWACULが7月25日に発表した。
ソニービズネットワークスは、法人向けICTソリューション「NURO Biz」やクラウド型勤怠管理システム「AKASHI」などのサービスを展開している。同社では、少数精鋭の営業体制を取っているといい、ウェブサイトからの見込み顧客の獲得で成果を出したいという目標があった。
その一方で、スピード感を持って成果を出すにはどのような施策を打つべきか迷っていたという。また、顧客を同社サービスの「トライアル登録」に誘導するのはハードルが高く、コンバージョン(CV)につなげられないという課題を抱えていた。
そこで、WACULが開催していたセミナーに参加し、成果を出すアプローチや3万6000サイトを分析した経験に説得力を感じたという。また、他部署での利用実績があったことからAIアナリストの導入を決定した。
AIアナリストは、ウェブサイトのデータ分析を自動的に行い、成果を伸ばすための改善提案や実行施策の成果測定まで、マーケティングのPDCA(計画、実行、評価、改善)サイクルを自動化するツール。「Googleアナリティクス」と連携することで利用可能だ。
また、ランディングページ(LP)を改善するため、AIアナリストADを併用。CVにつながるキーワードの選定や運用を実施する広告運用担当者と、AIアナリストのサイト改善担当の2人体制で、集客から接客まで全体を最適化する。
AIアナリストの導入後、WACULからCVの内容変更を提案され、実際にウェブサイトに反映。さらに、AIアナリストADの活用により、広告や検索エンジン最適化(SEO)、純粋想起率を高めるメール施策など、マーケティング施策を一気通貫で実行した。その結果、CV数は昨年比10%増加したという。