文化庁、誰でも無料で著作権侵害や海賊版対策の相談ができる「相談窓口」開設、「海賊版対策情報ポータルサイト」で
今回は「文化庁、誰でも無料で著作権侵害や海賊版対策の相談ができる「相談窓口」開設、「海賊版対策情報ポータルサイト」で」についてご紹介します。
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文化庁は著作権侵害への対策に関するポータルサイト「海賊版対策情報ポータルサイト」に、無料で著作権侵害や海賊版対策の相談を受け付ける「相談窓口」を設けました。
フォームから相談内容を入力することで担当者が相談に乗ってくれる他、内容によっては弁護士からのアドバイスを提供することもあると説明されています。相談窓口は、文化庁から事業を受託した弁護士知財ネットが実施しています。
文化庁は今年(2022年)6月に「海賊版対策情報ポータルサイト」を公開しており、日本国内だけでなく米国、中国、ロシア、ベトナムなど国外への削除要請に関するハンドブックなどを公開しています。
今回そこに相談窓口が設けられました。国内外の海賊版などに対する相談が可能なようです。
ここであらためて「海賊版対策情報ポータルサイト」を紹介しましょう。
主要なコンテンツは以下の4つです。
- 著作権制度の基本的な考え方や海賊版について解説する「著作権の基本と海賊版」
- インターネット上で自身の海賊版を見つけた時の対応を解説する「初めての『削除要請』ガイドブック」
- 削除要請の詳細やその他の手段について解説した「著作権侵害(海賊版)対策ハンドブック」
- よくある質問と担当者や内容によっては弁護士が対応してくれる「よくある質問/相談窓口」
特に削除要請など具体的な手続きを解説する「著作権侵害(海賊版)対策ハンドブック」は総論、米国編、中国編、ベトナム編、ロシア編に分かれて各国ごとの状況や手続きについて詳細に記述されたものになっています。
海賊版を発見したとしても、どこから手を付けていいのか分からないことは多いと思います。そうした場合に「海賊版対策情報ポータルサイト」と相談窓口はとても役立ちそうです。