日刊工業新聞、電子版内「Journagram」の英語化で「WOVN.io」導入

今回は「日刊工業新聞、電子版内「Journagram」の英語化で「WOVN.io」導入」についてご紹介します。

関連ワード (ソフトウェア等) についても参考にしながら、ぜひ本記事について議論していってくださいね。

本記事は、ZDNet Japan様で掲載されている内容を参考にしておりますので、より詳しく内容を知りたい方は、ページ下の元記事リンクより参照ください。


 Wovn Technologiesは5月17日、日刊工業新聞の電子版サイト内「Journagram」にあるページの英語対応でウェブサイト多言語化ソリューション「WOVN.io」が導入されたことを発表した。

 産業専門の総合紙である日刊工業新聞は、主に国内をターゲットとしたメディアであるが、記事やコンテンツで取り上げているクライアント企業の多くが海外売上比率の高いBtoB企業。そのため、クライアントの潜在顧客により多くリーチする手段として、情報を多言語化して海外に向けて発信していく必要があると考えたという。

 こうした背景から、英語版メディアの構築を検討していたものの、サイト構築からコンテンツの翻訳作業、多言語サイトの運用・管理には人的リソースやコストが膨大にかかり、費用対効果を判断しづらいことが課題となっていた。

 海外の潜在顧客がどういったページやコンテンツに興味・関心を持つのか、多言語対応のニーズをまず捉える必要があり、その足がかりとして、JournagramにあるシンフォニアテクノロジーのページをWOVN.ioで英語対応した。企業とのコラボレーションメディアであるJournagramは、特定企業やその関連業界テーマを中心としたコンテンツを発信し、その企業や業界に興味のあるビジネスパーソンに有用な情報を提供する。英語対応により、クライアント企業の海外拠点での営業活動・ブランド認知拡大のプロモーション活動に活用してもらうことを見込んでいる。

 WOVN.ioの導入に際し、「人的リソースやコストをかけずに、スピーディーに導入できる」「言語ごとのコンテンツ出し分けが可能」という2点が評価されたという。

 WOVN.ioは既存のサイトに後付けで導入することが可能。そのため、人的リソースや膨大なコストをかけず、3週間という短い期間での導入を実現したという。また、日本語表示では日本人向けのコンテンツを表示し、英語表示では日本人向けのコンテンツを非表示にするなど、対象となるターゲットに向けて届けたいコンテンツを出し分けることができる。

 日刊工業新聞は、今回の英語対応により、Jouragramのコンテンツがクライアント企業のさらなる海外プロモーションへ寄与することを期待。また、ニュースメディアとして海外アプローチのためにどういったコンテンツやページに多言語対応が必要であるかの潜在ニーズを引き出し、グローバル対応を加速させる方針としている。

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