「KubeVirt 1.0」正式リリース。Kubernetesで仮想マシンをノードとして利用可能に
今回は「「KubeVirt 1.0」正式リリース。Kubernetesで仮想マシンをノードとして利用可能に」についてご紹介します。
関連ワード (具体的、構築、管理者等) についても参考にしながら、ぜひ本記事について議論していってくださいね。
本記事は、Publickey様で掲載されている内容を参考にしておりますので、より詳しく内容を知りたい方は、ページ下の元記事リンクより参照ください。
Cloud Native Computing Foundationは、仮想マシンをKubernetesのノードとして扱える「KubeVirt」がバージョン1.0に到達したことを発表しました。
Kubernetesは起動中の多数のコンテナを管理し、ワークロードを割り当てるなど、コンテナベースのオーケストレーションツールとして開発されました。
KubeVirtはそのKubernetesにおいて、コンテナと同じように仮想マシンを管理可能にするソフトウェアです。
QEMUとlibvirtで仮想化レイヤをコンテナ化
具体的には、QEMUとlibvirtが用いられた仮想化レイヤをコンテナとして扱うことで、Kubernetesに対して仮想マシンをコンテナと同じように扱わせることを可能にしています。
これにより例えばデータベースのようなコンテナよりも仮想マシン上で実行することが望ましいと考えられるアプリケーションを、仮想マシンのままでKubernetesを用いて管理可能です。
またシステム管理者はコンテナと仮想マシンをすべてKubernetes上のリソースとして統一的に管理できるようになります。
KubeVirtを用いることで、サービスメッシュのIstio、CI/CD構築ツールのTekton、GitOpsツールのArgoCDなど、Kubernetesをベースにしたさまざまな関連ツールにおいても、仮想マシンをコンテナと同様に扱えるようになります。