「Kotlin」が人気言語ランキングトップ20に返り咲き–9月のTIOBE指標
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TIOBE Softwareが2023年9月の人気プログラミング言語ランキングを発表した。
8月に初めてトップ20入りした「Julia」だが今月は25位へと順位を落とした。代わりに20位に入ったのは「Kotlin」だったとTIOBE Softwareで最高経営責任者(CEO)を務めるPaul Jansen氏は述べる。
Kotlinは、JetBrainsが開発したプログラミング言語で2016年に最初の安定版が公開された。2017年、Googleが「Android」開発におけるファーストクラス言語としてKotlinをサポートすると発表したことで注目を集め、TIOBE Indexトップ20で人気度が1%上昇したという。
今回の人気度上昇について、Jansen氏は、Kotlinのファンベースが拡大したことを背景とし、より本格的なものとなっていると指摘。Kotlinの存在理由は、従来のAndroid向け言語「Java」の手強いライバルであることで、Kotlinは、あらゆる側面で同言語を上回っているとJansen氏は続ける。
Kotlinに対する主な反論としては、Javaがより確立された言語であり、多くの開発者、書籍、トレーニングコース、ライブラリーなどを擁していることが挙げられるという。「Kotlinがトップ20を今後数カ月にわたって維持できるか注視したい」(Jansen氏)