総合物流のフジトランスコーポレーション、動画マニュアルの活用で業務効率化
今回は「総合物流のフジトランスコーポレーション、動画マニュアルの活用で業務効率化」についてご紹介します。
関連ワード (ソフトウェア等) についても参考にしながら、ぜひ本記事について議論していってくださいね。
本記事は、ZDNet Japan様で掲載されている内容を参考にしておりますので、より詳しく内容を知りたい方は、ページ下の元記事リンクより参照ください。
総合物流のフジトランスコーポレーションは、動画教育システム「tebiki現場教育」を導入した。Tebikiが4月23日に発表した。
フジトランスコーポレーションは、日本をはじめアジア・米国・欧州の各地に事業所や海外現地法人を設置し、全世界をエリアとした国際物流ネットワークを展開している総合物流企業。海運事業を核に、製材品、自動車、自動車部品、航空機部品、設備機械、プラントなど多岐にわたる荷物を取り扱っている。
同社では、全社的に働き方改革を進める上で、業務現場での教育(OJT)の工数や人事異動に伴う業務引き継ぎの工数、社内システムに関する問い合わせ対応にかかる工数など、あらゆる場面で発生していた負担の大きい業務の効率化を検討していた。
動画活用によってどの程度の工数削減になるか試算したところ、情報システム部の例では、社内からの問い合わせ対応に月10時間かかっていたが、動画マニュアルの導入によって月3時間まで削減できるといった結果が出たため、導入に踏み切った。
tebiki現場教育の導入後は、新しく作成するマニュアルのうち、特に動きを伴う業務や従来の紙や文字情報だけでは伝わらない作業の補完を対象に動画マニュアルを作成した。さらにその動画マニュアルとこれまでに社内で蓄積してきた作業手順書や紙マニュアルを集約するポータルサイトを整備した。これによりさまざまな形式のメディアが集約され、問い合わせ対応の工数削減の効果が出ている。
また安全教育では、tebiki現場教育を活用して教育コンテンツを作成した。これにより講師が対面で直接教えなくても正しい内容を動画マニュアルで繰り返し視聴できるようになった。