「Linux」初心者が最初に学ぶべきネットワーク関連コマンド5選
今回は「「Linux」初心者が最初に学ぶべきネットワーク関連コマンド5選」についてご紹介します。
関連ワード (Linuxノウハウ、特集・解説等) についても参考にしながら、ぜひ本記事について議論していってくださいね。
本記事は、ZDNet Japan様で掲載されている内容を参考にしておりますので、より詳しく内容を知りたい方は、ページ下の元記事リンクより参照ください。
筆者は思い出せないくらい昔から「Linux」を使っている。そして、コマンドラインを使用することが年々少なくなっていることに気づいた。GUIが大幅に改善されたからだ。
とはいえ、特にネットワークに関しては、特定のタスクを今でもターミナルウィンドウから実行している。ネットワークの設定や管理、操作、制御に関連するコマンドは山ほどあるが、本記事では、その中から最も便利なものを5つ紹介する。
これらのツールを必ず使用しなければならないと言っているわけではない。ターミナルアプリを開くことさえせずに、Linuxを何年も使い続けることも可能だろう。Linuxでコマンドを実行することは今後もないかもしれないが、万が一、その機会が訪れたときは、これらのコマンドを学んだことを嬉しく思うはずだ。
それでは、詳しく見ていこう。これらのコマンドはすべてデフォルトでマシンにインストールされており、無料で使用できるはずだ。
筆者はほぼ毎日、ipコマンドを使用して、ネットワーク上のマシンのIPアドレスを確認している。このコマンドは、ほかにも非常に強力な機能を備えているが、(特にLinuxを使い始めて間もない頃は)おそらくIPアドレスの確認が主な用途になるはずだ。
マシンのIPアドレスを確認するには、ターミナルウィンドウを開いて、以下のコマンドを入力する。
aオプションを付けると、すべてのIPアドレスが表示される。IPv4アドレスだけを表示させたい場合、コマンドはもう少し複雑になる。
出力には、以下のような内容が表示されるはずだ。
筆者が使用しているマシンのIPアドレスは192.168.1.134だ。
とても簡単である。
pingコマンドは人類と同じくらい長い間存在しているように思える。このコマンドを使用すると、リモートマシンがアクセス可能かどうかを確認できる。ネットワーク障害の可能性が疑われる場合、このコマンドの実行は、筆者が最初にやることの1つだ。
コマンドが成功する場合、WANには問題がない。ping時間が長い場合(通常は30ミリ秒~50ミリ秒程度)、DNSに問題がある可能性がある。
pingコマンドは、ネットワーク接続のトラブルシューティングに非常に便利だ。