ブランドコマース事業展開のAnyMind Group、「Oracle NetSuite」で財務プロセス強化
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ブランドコマース事業などを行うAnyMind Groupは、財務プロセスの効率化や事業の内部統制強化に向けて、クラウド統合基幹業務システム(ERP)「Oracle NetSuite」を導入した。日本オラクルが7月16日に発表した。NetSuiteの導入により同社は、業務効率化と意思決定の加速を実現するとともに、急拡大する事業と領域の変化に柔軟に対応できるようになったという。
AnyMind Groupは2016年にシンガポールで創業し、アジア市場を中心に世界15の国と地域、23拠点で事業を展開する企業。企業やインフルエンサー/クリエーターなどの個人向けに、ブランドの設計・企画から、生産管理、ECサイトの構築・運用、マーケティング、物流管理を一貫して支援するプラットフォームを開発・提供している。
AnyMind Groupは創業直後から、子会社の増加や事業の急成長に伴い、グループ全体の売上管理工数の増加や複雑な財務プロセスが課題となっていた。同社は2018年、こうした経営課題に対応するため、ERPとしてNetSuiteを選択・導入。同社は2023年3月、東京証券取引所・グロース市場に上場し、NetSuiteを上場企業としての要件を満たすシステムとして活用している。
NetSuiteの利用によりAnyMind Groupは、独自のビジネスプロセスを単一のシステムに統合し、ビジネスのインサイト(洞察)獲得と財務報告におけるスピードと精度を向上させることが可能となった。例えば、手作業によるレポート作成のプロセスが自動化され、決算に必要な時間が短縮した。加えて、NetSuiteで財務プロセスを一元化することで、同社は業務に対するビジネスのインサイトをリアルタイムに得られるようになり、意思決定を改善できるようになった。