ワールドワイドなクラウドの支出は今年(2024年)から5年で2倍に。SaaSが全体の40%、AIプラットフォームが最も急成長。IDCの予測
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調査会社のIDCは、2024年から2028年の5年間でワールドワイドにおけるパブリッククラウドへの年間支出が2倍に増えるとの予測を明らかにしました。
発表によると、2024年のワールドワイドにおけるクラウドへの年間支出は8050億ドル(1ドル155円換算で124兆7750億円)。2028年にはこの2倍となると149兆円以上がクラウドに対して支払われるとの予測です。
同社の分析によると、2024年のクラウド支出において最大のカテゴリはSaaS(Software as a Service)で、パブリッククラウドへの支出全体の40%以上を占めるようになるとしています。ただし5年間での年平均成長率は16.5%と、市場全体よりも支出額の伸びが鈍化すると見られています。
最も急成長するカテゴリとして同社はAIプラットフォームを挙げており、「人工知能の急速な進歩は、クラウド支出の急増を大きく後押ししている」(IDCのデータ&アナリティクス担当リサーチマネージャー、アンドレア・ミノネ氏)としています。同社の予測では、AIプラットフォームの5年間の年平均成長率は51.1%となっています。
IaaSのカテゴリは2番目に急成長するカテゴリとされていますが、IaaSとPaaSはそれぞれパブリッククラウドの支出全体の20%近くを占め、両者の差は大きくないとのことです。