イトーキ、IoTでオフィスワーカーの休憩を充実させるプロトタイプ試作
今回は「イトーキ、IoTでオフィスワーカーの休憩を充実させるプロトタイプ試作」についてご紹介します。
関連ワード (「働く」を変える、HRテックの今、CIO/経営等) についても参考にしながら、ぜひ本記事について議論していってくださいね。
本記事は、ZDNet Japan様で掲載されている内容を参考にしておりますので、より詳しく内容を知りたい方は、ページ下の元記事リンクより参照ください。
イトーキは、IoTプラットフォームを提供する「ifLinkオープンコミュニティ」で、オフィスでの休憩体験を向上させる2つのプロトタイプを開発したと発表した。
同社は、このコミュニティ内で「ビストロifLink」というプロジェクトを立ち上げ、社内外からメンバーを募り、2つの共創プロジェクトを開始。オフィスでの「休憩」をIoTでアップデートすることを目指した。
1つ目のプロジェクトでは、オフィスワーカーが休憩中に他部署メンバーと気軽に雑談できるよう、雑談のきっかけを提供するギミック「HITO-YASUMIC KUTSUROPYON(仮)」を試作。休憩エリアのコーヒーマシンの横に設置され、コーヒーが出来上がる間に作動すると、雑談テーマが書かれたシールを発行する。それをコーヒーカップに貼ることで、周囲の人と共通の話題を見つけ、気軽に会話が始められるという。
2つ目のプロジェクトでは、「休憩を促す」をテーマに設定。休憩の取りづらさや疲れの度合いを可視化し、問題解決につなげるため、疲労度が高まると休憩が促されるプロトタイプのガジェット「りふれっしゅふらわあ(仮)」を試作した。会議室のテーブルに設置され、飲み物を置くと重量センサーが飲み物の減り具合を感知。一定量減ると花が動き、香りを発生させて休憩を促す。
これらのプロジェクトは、2023年内にプロトタイプ制作を目標としており、参加している従業員からは好評を得ているという。イトーキは、今後もifLinkオープンコミュニティでの活動を継続し、新たなプロジェクトにも取り組む予定としている。