Meta、「Threads」投稿のアナリティクス機能をテスト中
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本記事は、ZDNet Japan様で掲載されている内容を参考にしておりますので、より詳しく内容を知りたい方は、ページ下の元記事リンクより参照ください。
Meta Platformsがこの数週間、「Twitter」に似たサービス「Threads」の強化と拡充を進めていることは周知の事実だ。「X」(旧Twitter)のライバル「Bluesky」に対する競争力を維持するためのようだ。最近の改善点としては、カスタムフィード、高度な検索、デフォルトフィード選択のオプション、トレンドトピックのAIによる要約などがある。
ThreadsとBlueskyがX離れしたユーザーを奪い合う中、「Instagram」の責任者Adam Mosseri氏は米国時間12月5日、Threadsに引きつけられて参加するブランドとクリエーターが増えるかもしれない新たな変更を明らかにした。同氏はThreadsへの投稿で、Metaは「Threadsのインサイトに対する変更のテストを進めており、個々の投稿に関する指標から始めている」と説明した。
Threadsには同プラットフォームを利用しているクリエーターらから、批判の声が寄せられている。特に、アプリのアルゴリズムや、コンテンツのパフォーマンスに関するデータがない点に対しての批判が大きい。今回の新たな変更によって、Threads上で足場を拡大する方法を学ぼうという人々やクリエーターは増えるかもしれない。
また、この発表の直前に実施されたアルゴリズムの大幅な改善によって、ユーザーはフォローしているアカウントが投稿したコンテンツをより多く閲覧できるようになった。「投稿がフォロワーの目に触れることが増えるため、既存のオーディエンスに何が響くのかを把握することが特に重要になる」と、Mosseri氏は投稿で述べている。
Threadsは、Metaの最高経営責任者(CEO)のMark Zuckerberg氏によると、月間アクティブユーザー数で2億7500万人を超えるユーザーベースを構築しているという。しかしMosseri氏によると、ライフスタイルのブランド、インフルエンサーのほか、「スポーツ、音楽、ファッション、美容、エンターテインメント」に興味がある人々など、同サイトに来てもらうつもりだったオーディエンスの獲得に苦戦しているという。
Mosseri氏は2023年にThreadsを開始した際、同社の目標はTwitterに取って代わることではなく、「Twitterを決して受け入れようとしないInstagram上のコミュニティーや、もっと穏やかな対話の場に興味があるTwitter(およびその他のプラットフォーム)のコミュニティーのために公共の広場を作ることであり、Twitterのコミュニティー全てを取り込むつもりはない」と述べている。